ゲームチェンジャー、着々と

三か月前に投稿した下記記事に関して、少しずつ発展しているようで、所謂ポストコロナ(コロナ後)の世界へ向けて、世の中が向かっているように感じます。

下記記事のようにコロナ対策用の飲み薬(特に無症状者や軽症者向け)の開発・商品化が見えているようです。

米メルクは米新興リッジバック・バイオセラピューティクスと共同で、抗ウイルス薬「モルヌピラビル」を開発中だ。全世界で治験をしており10月にも治験データを公表するとみられる。2021年中に米国で緊急使用許可を申請する見通しを明らかにした。その1~2カ月後に日本でも特例承認を申請する可能性がある。

また日本の製薬企業も後発ではありながらも、治験を進めている模様。

開発中の新型コロナの飲み薬について、国内で最終段階の治験を始めた。対象は軽症や無症状の感染者で、ホテルなどの宿泊療養者も含む。投与しやすい飲み薬のニーズは大きい。今回の治験で有効性と安全性を確かめ、早期の承認申請をめざす。塩野義の飲み薬は、ウイルスの増殖に必要な酵素の働きを妨げる。感染初期に服用し、重症化の防止と発熱やせきなどの症状改善を狙う。1日1回の服用を5日間続ける。7月に始めた第1段階の治験では、国内の20歳以上55歳以下の健康な成人75人を対象に投与した。安全性に大きな問題は認められなかったという。

またコロナ対策用のワクチン接種も2回接種が全人口の6割まで達し、1回接種は7割を超えていることから、ワクチン供給がスムーズにいけば、2回接種の7割越えもそれなりにすぐ、と言えるでしょう。

日本のコロナ感染者数も急激に減少し、緊急事態宣言も去る9月30日で解除となりました。活動が一段と活発になることで、感染者数の波である第6波(今年の冬)は来るでしょうし、例えワクチン接種完了8割のシンガポールでもブレイクスルー感染が広がっており、ここ数日は2000人以上の感染者が出ているとのこと。

しかし第6波の向こうには、そろそろ感染者数の波を強く気にする必要がなくなっている可能性も?と考えると、これから出てくるコロナ飲み薬やワクチンの追加接種(ブースターショット)に加えて、コロナ後の日常を予見しやすくなってきたのでは、と感じます。


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