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「本を囲んだ語り部屋」2023/10/1 石原加受子さん『感情はコントロールしなくていい』

日曜朝のTwitterスペース「本を囲んだ語り部屋」
10/1は石原加受子さんの『感情はコントロールしなくていい』を取り上げました!!

『自分が感じる感情は、ポジティブな感情もネガティブな感情もすべて「自分を愛するために」という無意識からのメッセージだ。日々の小さな歓びを味方にすれば、幸せも成功も向こうから飛び込んでくるのだ。』

感情、特にネガティブな感情は「コントロールすべきもの」という考え方がありますね。しかしネガティブであれポジティブであれ、感情は何らかの「理由」があって起こるもの。つまり感情によって、自分に何が起こっているのかを知ることができるとこちらの本には書かれていました。

語り部屋ではそれぞれが感情からどのように自分を理解しようとしているか語り合いました。ついつい感情は現実で起きたこと以外にも広がっていってしまいますね。事実を整理して、感情を整理してそのつながりを考えてみる。そうすると事実とは関係ないことで起きている感情が捉えられると。そして最後には自分を応援し感謝してみるというお話がありました。

この最後の「自分を応援し感謝してみる」というのがいいなぁと思いました。どんな感情も自分の大切な感情ですね。自分を優しく包むように接していくことが大切なように思いました。

また予防医学研究者の石川善樹さんは「恥」という感情がよく分からないことに気づき、積極的に「恥」をかいて観察し研究していていると以前本に書かれていました。たしかに自分が捉えている感情を本当に理解できているかというと心もとなくなってきます。自分の感情を主体的に捉えていくことで何か見えてくるものがあるかもしれませんね。

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