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「本を囲んだ語り部屋」2023/7/9 プリヤ・パーカー、関美和さん訳『最高の集い方』

日曜朝のTwitterスペース「本を囲んだ語り部屋」
7/9はプリヤ・パーカー、関美和さん訳の『最高の集い方』を取り上げました!!

この本ではこれまで著者が関わってきたさまざまなイベントの事例から、より良い「集い」を作るための方法が紹介されています。

『意味のある集まりを開くためには、何よりまず「はっきりとしたゆるぎない目的を掲げること」が欠かせない。そうしないと、惰性もしくは誤解に基づいて会合の形式が決まることになり、意味のない集まりとなってしまう。』とflier要約にはありました。

仕事でもプライベートでも「集い」は欠かせませんね。どんな工夫をすると自分にとっても相手にとってもより良い「集い」になるのかいろいろ振り返る良い機会となりました。

語り部屋ではコミュニティ作りのプロ 久保彩さんの言葉がめちゃくちゃ響きました!
『コミュニティならではの組織と違う面白さ。企業は企業の成長という方向性がありそれに従えば良いけれど、コミュニティは「貢献と感謝を増やしてゆく」ことが大事なのではないか。そして変わってゆくことを運営側が受容することが大切』

まさに自分は久保彩さんが作り上げている読書コミュニティflier book laboに参加して「貢献と感謝」の連鎖を体感しています。
book laboの素敵だと思うところは、参加者と運営の間にグラデーションがあることだと思います。最初は参加者として参加しつつも、ちょっと本の紹介する機会があったり、ちょっと運営のサポートをしてみたりと運営側でコミュニティ関われる余白がたくさんあるのです。自分の場合は、そのような小さなステップを経験しているうちに、読書会を企画してみたり自主クラブを運営したりと気づかぬうちに運営側の役割もしていました。自分はその場に貢献ができる機会があることが嬉しく、そのこと自体が感謝だと思っています。コミュニティに参加している一人ひとりにそのような「貢献と感謝」があり、それが連鎖しているように感じています。

また運営側の立場から「集い」に携わると参加者の立場では見えていないものが見えるようになることも気づきでした。参加者のこんなリアクションがあると嬉しいとか、こんな言葉をもらえると嬉しいとか。参加者の立場としてどんなふうにその「集い」をいい場にしていくかを主体的に考えられるようになりました。より良い「集い」の場を作るためには運営者側と参加者側を往復していくことが大切だと思います。そのような立場の往復が様々な「貢献と感謝」を生み、より良い場につながっていくように思いました!

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