もっと優しい世界をつくりたい
こんにちは!
今日は昨日スタッフのあるセリフを聞いて
「優しくないなあ」と思ってしまった、きだです。
どんなセリフかというと
「昨日のお客さん、お母さんが付き添いできてたんだけど、学生じゃないらしいんよね?どうしてだろ?どんな人だと思いますか?」
というもの。
まあ、スルーしてもよかったが
「母親とこようがおばあちゃんとこようが別にどっちでもどうでも良くね!?」と厳しめに回答した。
さて、このやりとりを見て
なぜ、ぼくがこんなふうにいってしまったかの理由を言語化してみようと思う。
理由①親の付き添いがある社会人の何が悪い?
たぶん、親が付き添っているという理由だけで
「え。親と一緒にきたよ、学生かな?」
と素朴な疑問からそういう話になったかもしれない。
だけど、社会人になっても親の付き添いがいる人は
世の中にごまんといることをご存知だろうか?
別にそれは、障害があるからという理由でもなく
ただ、親子で仲がいいだけかもしれないし
親が過保護かもしれないし、子供が親に依存しているかもしれない。
その人の状況を知りもしないで
「親が付き添っている=変じゃない?」的なニュアンスで会話していることが腹立たしく感じる。
別に悪いことでもなければおかしなことでもないよね?
それに、我々サービス業で暗黙の了解ではあるがある御法度を犯そうとしているとすら思ってしまう。
理由②お客様の事情の詮索は御法度
正直、お客さまが誰と来店されようが
こちらとしては、どうでもいい話。
いちいち気にする必要はない。
僕は1万人くらいのお客様たちと出会ってきているが
素性がわからない方もちらほらいるし
スーパー有名人もいる。
だけど、その方々の事情を詮索するようなことは一切しない。
ただ、疲れていらっしゃる時に
ポロッと口がこぼれたり、
嬉しそうに自慢のペットの話
893業界の裏話など
お客様の方から
ペラペラとお喋りされる場合は別。
そんな時は、その人のバッググラウンドを想像して、話を傾聴、そして共感できるような話をふる
などは、接客の常套手段なのでやる。
ただし、その話は、門外不出で
スタッフにも教えない(笑)
それ以外、お客様の素性や、事情の詮索はしないのが暗黙の了解だろうと、
だから、例え
お客様が気になる行動をとっていたとしても
「そういう人もいるんだ」と寛容になるべきだと思う。
理由③世の中には付き添いが必要な人もいてそれは別に悪いことではない
世の中には,親の付き添いが必要な人もいる。
それにはいろんな事情がある。
外に出るのが怖い人もいれば
人と話すのが怖いという人
そんな人はこの世界にごまんといる。
でもやはり、そんな人たちに話を聞けば
「親が付き添いだと、変に思われるから余計外に出たくない」といってしまう人も出てしまっているのが現状。
これって、どうやって解決するんかな?といつも思うが
答えは1つで、「社会全体が付き添いがあるということを受容する」他には方法がない。
なぜか,人は自分と違う行動をみると
自分が正解であいつは間違ってる
と評価しがち。
ぼくも時々そんな判断をしてしまうことがある。
そんな時は、やはり相手の事情だから
「そんな人もいるよね」「ぼくの了見が狭かった」と反省して,受容するようにしている。
世間の人たちが「世間とは違う行動をする人を受容する」ことでもっと優しい世界が作れるんやないかなと思う。
まとめ:世間と違うことに寛容であることでもっと優しい世界が作れるはず
今回の一件は
何もわからないスタッフが
ポッと出した素朴な疑問かもしれない
だけど、やはり、自分と違う行動に対する嫌悪感みたいなものがセリフに含まれていたので
優しくないなあと感じてしまった。
人は一人では生きていけないし
世の中には、見た目にはわからないハンデを,抱えた人がそこらじゅうにいます。
時には、こちらがびっくりしてしまうこともあるでしょう。
でも、そんな時も
嫌悪を抱くのではなく
そっか、そういう人もいるよねと
受容できる人が増えてくれると
もっといろんな人が生きやすい世の中になると思う。
過度に関わったりする必要はないから
せめて
自分と違う、世間とは違う行動をとってる人を
もっと受容できる世の中になって欲しい。
いや、もっと優しい世界をつくりたいなあ🧸
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