見出し画像

大人になった実感は『紅の豚を見ろ』

3ヶ月前 スタジオジブリ作品
『紅の豚』で、主人公
マルコこと『ポルコ=ロッソ』の
声優として、活躍された

森山周一郎さんが亡くなられた。

それを、ジーナこと
『加藤登紀子』さんのYouTubeで知りました。

スタジオジブリ作品の中で
1番推している『紅の豚』でしたので、

追悼の意を込めて
紅の豚の良さを伝えたいと思います😁

出会いは「小学生」真っ赤な飛行機に憧れた

紅の豚の舞台は「アドリア海」
戦争が終わり、生き残った兵士たちが
「空賊」「海賊」を倒して「賞金稼ぎ」として
生きていくような世界線

僕が出会ったのは「小学生の時」
何に目がいったかといえば、「真っ赤なかっこいい飛行機」

ジブリならではの「ドタバタ」もたくさん
あるのだが「大人な」世界線で話の内容は全然わかっていなかったし

出てくるヒロイン「ジーナ」も年上すぎて
なんとなく魅力は「フィオ」の方に憧れたもんだ(笑)

大人の世界には大人が合う

この紅の豚は「豚」が主人公
しかし、これの説明というのは全然ない

ただ大人になると「業を背負う」という意味などを理解してる人が増え
このマルコが「豚」になった理由なども
なんとなく「妄想できる」

きだの妄想では
戦争で、たくさんの「命」を奪い
戦友をたくさん亡くし
自分だけ生きていく、死に場所を見失った戦士

そういう設定なんだろうなと

そして、罪の意識というか
自分だけ生きながらえたことを悔やんでいる
そのことを受け入れられない「マルコ」に対し

「人間らしい生活も楽しみはたくさんあるんだぞ」と教えていくような
そんな意味が込められているような気がしている。

その一つが「ジーナとの賭け」マルコは
戦友が愛していた「ジーナ」を
本当は自分も愛しているのに「戦友の連れ」ということで

遠くから見守るつもりで、いつも
夜の歌を聞きにくる

しかし、ジーナはマルコを愛していて
「昼のテラスにいる時に、迎えにくるかどうか」という賭けを
していて。「迎えにきたら」2人は・・・

という設定なような気がするw

大人になるにつれて「ジーナの魅力は上がり続ける」

とにかく30歳を超えてから
この「ジーナ」に対する評価が1番変わった。

とにかく「めちゃくちゃ綺麗な女性で、芯が強く かっこいい」
この魅力は、「大人にならないとわからない」

マルコが愛し、空賊、英雄、様々な男たちが
夜な夜な歌を聞きにきてしまうのがわかるくらいの

「魅力を感じた」

そんな「魅力あふれる女性が愛した男 それがポルコロッソ」

この魅力も「大人にならないとわからないかもしれない」

「人は外見で判断してはいけない」の代名詞はではないだろうか?

彼は「戦争の英雄」「孤高の賞金稼ぎ」「一匹狼」
こんな感じの人柄なんだが

とても紳士で、情に熱い。女性を大事にしていて
決して派手なことは望まない(飛行は別w)

ダンディズムがしっくりきすぎて怖いくらい。

しかし、彼は「自分を責めすぎていて」
いつもどこか
寂しそうな雰囲気を醸し出すのだが

彼の魅力は老若男女に伝わり
その中身に触れていく人物たちは「ポルコ」のことが好きになっていく。
それは、最後に戦った「カーチス」もそうだった。

「フィオ」をかけた戦いも「フィオ」を「娘」、「妹」のように可愛がっていたから親心からか チャラチャラした男に「フィオ」はやらねえよ!

と男気を見せ、最後はプライドまで捨ててボコボコの戦いを見せる

おそらく、決闘の場面で「ポルコの何か」が変わって
呪いが解けたんだろうと勝手に妄想しています。

大人になった実感は「紅の豚をみろ!」

ほんと、紅の豚が好き!
というと本当に驚かれます。

しかし、ジブリ作品の中で僕は
これほど自分が大人になったと実感できる作品はないなと思っています。

本当に、「飛べねえ豚はただの豚だ」という
この言葉の意味は、「大人になった今だから」

わかるかもしれない。

作中でも見せる「かっこいいポルコ」「お茶目なポルコ」「子供なポルコ」
なんとも男っぽい作品だなあといつ見ても思うのだが

女性陣にも「ジーナ」は憧れるよねと

男性陣も「ポルコ」粋だよねと

女性に対する男性陣の優しさが垣間見える作品にもなっているので
男性諸君は「女性を大事にする心意気」すら学べる作品となっている

なので「紅の豚」をちゃんと見たことない
そこのあなた!!!!

ぜひDVDを借りに行ってねw

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?