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お寺の住職もお洒落な植物の名前勉強しなきゃ

「メラレウカ❓」
(アルキメデスが風呂場で言いそうだな)

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「午後だけなら、行けます」

うちの植木屋さんはいつも暇が少しあると、このようなメールを下さいます。

私が出来る範囲は自分でやるように努力してますが、高いところが苦手な私は、隣の家に張り出した夏ミカン、桜、モミジの高いところはとても無理。でも隣に葉っぱが落ちるのは申し訳ないので、半日でもとても助かりました。

そして、前から気になっていたことを教えてもらいました。先日植えていただいたペットのお墓の周りの植物の名前です。

その時にも教えてもらいましたが、全部、小洒落ていて、聞いたことがあるのが

ローズマリーとオリーブと山椒ぐらい。

その時にはメモを取るのが精一杯で、残ったメモを見ても、どれがどれだか全くわからないままになっていたのです。

山椒は別のところに父が昔、植えたのがあるので見てもわかりますが、他の二つは名前だけ知ってるだけなので、見てもわかりません。知らない人たちの中にバンクシーとGReeeeNが居るのと同じ。

お檀家様の中には

「これは何という植物ですか?」

と聞いて来られる方がおられるので、

「これが山椒です‼️」

だけ、力強くご説明して

「あと、ローズマリーと、オリーブがどっかにあるのですが…(バンクシーとGReeeeNがどこかに居るのですが…)」

というしまつでした。

昨日、植木屋さんが来られるまでに、ワープロで植物の名簿を作っておいて、仕事の合間に、一つ一つ再度教えてもらいました。

「これはオリーブ」(あなたがオリーブでしたか)
「これはソルトブッシュ」(アメリカ人?)
「これはメラレウカ」(アルキメデスが風呂場で言いそうだな)
「これはシマトネリコ」(ツシマヤマネコ(絶滅危惧種のネコ)みたい)
「これはコバノズイナ」(骨の髄まで)
「これはシルバードラゴン」(中国系マフィア)

後半、勝手にあだ名をつけながら、名簿をちぎってガムテープで貼っていきました。

そして白い薄いプラスチックの板を買ってきて、名簿をもう一枚プリントアウト。直接書いてもいいのですが、雰囲気を出すためにワープロの文字がいいかと思い、カーボン紙で文字をなぞって、油性のペンで塗ってカードにし

先ほど針金でつけてきました。

これでもう、お檀家様に聞かれても安心です。
でももう聞かれないでしょう。書いてありますから。