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おげんきで!と、さようなら

訪問介護の仕事をしていて、ご利用者さまとのお別れはあることですが、多いのは入院とか施設に入所、そして旅立たれてしまった時。

最近だと介護度が軽くなって、(無理やり?)卒業!なんてことも中にはあるようですが。

他県に住まわれるご家族の近くに新しくサービス付き高齢者住宅ができたので、そちらにお引越しをするため、終了となった方がいらっしゃいました。

その方は90歳の男性。お一人暮らしをしていました。とてもしっかりされていて、楽しい会話もでき、いつも笑顔で迎えてくれました。

でも体調思わしくないこともあり、ご家族はすぐには飛んで行くこともできずかなり心配されていたようでした。

そんなわけで、お近くに住めることになり、引越しされることになりました。

私たちはその方に会えることがとても楽しく、お別れは残念でしたが、ご家族の近くで過ごせるのはきっとお互いにご安心なのだろうと、喜んでいました。

ご挨拶に伺うと、私たちヘルパーとのお別れを悲しんで、他人なのにこんなにもよくしてもらえて、本当に嬉しかった、いい人たちに巡り会えて幸せだった、とおっしゃってくださいました。

そんなことを思ってくださっていて、ありがとうございました。

関わらせていただけて嬉しかったです。介護の仕事をしていてよかった、と思えたひとときでした。。

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