開運・金運上昇 白蛇が住む熱田神宮の大楠


 愛知県の熱田(あつた)神宮は、三種の神器の一つ「草薙の剣」をお祀りしている。景行天皇の43年(113)の創建といわれる往古の杜には、多くの樹木が生い茂り、名古屋市街にあって緑あふれ、訪れる人々の心を癒やしてくれる。

 神域内には、楠の巨木も多く、中でも手水舎の傍らの木の柵に囲われている楠は、幹周りが約8メートル、高さが20メートルで、樹齢も1000年以上と目され、弘法大師・空海がお手植えしたとの伝承を持つ。胴回りには、注連縄(しめなわ)が巻かれ、熱田神宮の御神木としての気魄(きはく)が伝わってくる。

愛知・熱田神宮 大楠

 御神木の大楠の内部には、神の化身ともいわれる白蛇をはじめ、蛇が住んでおり、根元の洞の前には、お供えの卵が置かれている。

 時に蛇が顔を出すこともあり、蛇を目にすると、巳(実)入りが良くなるとも。神の使いと出会うことができると、金運・運気上昇。御神木を通じて御祭神からの御神徳をいただけると多くの人が訪れている。


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