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EthereumのETFが来るかもしれない件 #Xスレッドアーカイブ

暗号資産のETF化で資産性は高まるのか。ビットコインのETF承認に続いて「イーサリアム」のETF承認にも期待感が高まっています。

果たしてビットコインの現物ETF承認のときのような盛り上がりを再度見ることはできるのでしょうか?いまある情報を整理しましょう。

これまでビットコイン現物ETFの話題を起点に何度かスレッドで「ETF」について触れてきましたが、今回の投稿で少し一段落するかなと思います。まだ過去の投稿を見ていない方はこちらからぜひ。

ビットコインはなぜETFに承認されたのか。背景には暗号資産の中でも、優れた流動性や市場が十分に成熟していることがあります。

また資産性が広く認められ、保有したい投資家の増加、投資家保護ができる十分な体制になったことなど様々な理由が挙げられます。

ではイーサリアムはどうでしょうか。実はビットコインの成り立ちと大きく違う点があります。イーサリアムは発行当初にICO形式でトークンの販売を行い、1,600万ドルの資金調達を行っています。

1ETH=0.311ドルで販売されたというのは古参の人たちからすると懐かしい話かも知れません。

ビットコインのときと同様にETFの承認などを管轄しているSECは、ICOに対してあまり良い印象を持っておらず、過去にICO関連でSECから訴訟を起こされるプロジェクトも複数あります。

そんなSECがイーサリアムをどう評価するのかには、業界全体から注目が集まっています。

もう一つの懸念点として、イーサリアム稼働初期に起こった「The DAO事件」のハードフォーク時の対応も議論の対象になるかも知れません。

この事件の詳細は省略しますが、ハッカーに奪われたETHを取り返すために事件より前のブロックまで巻き戻しを行いました。

ハッカーに資金が渡った情報を残し、データを改ざんすることに問題ありとする勢力はそのままのブロックのデータを引き継ぎ、イーサリアムクラシック(ETC)として存続し、巻き戻しを行って実質的に改ざんに近いことを行った勢力がイーサリアムとして残っています。

ビットコインとの違いとしてこのような特徴がにある中で、イーサリアム現物ETFの承認に向けた準備は着々と進んでいます。

名乗りを上げているのは、ブラックロックやフィデリティです。パブリックコメントの募集を昨年末から行い、承認は近いと言われていました。

そんな中先日、SECはイーサリアムの現物ETFの承認決定期限を3月5日まで延期することを発表しました。そこでは規制変更案を十分に検討する必要があるとしています。

期待感が高まる中で飛び込んできたニュースでした。

それに対して、@JSeyff氏は、「本当に重要なのは5月下旬で、ここまでの流れは完全に予想通り」としています。

ビットコインの現物ETFも承認が見えたタイミングで、各事業者は在庫を集めていたため、現物を売りをETF買う動きで承認後の価格は下落する一方です。イーサリアムへの期待による過度な値上がりも、承認時に大きな価格変動を引き起こすとも考えられそうですね。

ビットコインと同様にイーサリアムも先物ETFの承認は既に行われているため、十分に期待はできます。

いずれにせよ暗号資産が一般的な投資家に認められ、資産としてポートフォリオに組み込みやすくなったのは嬉しい話ですね。みなさんもぜひ続報をチェックしてみてください!

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