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ウクライナ情勢雑感

知り合いで、祖国がロシアの人たちは、アイコンやプロフィール画像をウクライナ国旗に変えたりして、みんなウクライナ侵攻を非難してる。きっと僕ら以上に自分ごととして今回の事件を捉えているんだろうと思う。

ロシア国内で戦争反対が大きく盛り上がらないというのを目にするけど、それだけ当局に目をつけられるのがこわいからだと思いたい。いやきっとそうだろう。

ニュースでは逐一、どこの都市に侵攻してるなどとの情報があがってきている。いくらウクライナがみんなが思っているより大国だと言うことだったとしても、ロシアに比べたら多くの面で力対力になったら劣勢なんじゃないかなって思う。そんなこともあって、気が気じゃなくて目の前の仕事に集中できないので、こういうときはTwitterから離れるべきなんだろうな。

戦争に対して反対ではあるけれど、ではウクライナまで出向いていって、ロシアの侵攻を食い止めるべく熱意を持って行動できる人、国、組織があるのかと思うとなかなか難しい。誰もが自分の命は大事だし、自国の戦闘でさえおそらく皆やりたがらないのは当然。20世紀に戻って無理に大義名分のために戦う必要なんてないとおもう。

となると、ロシアのやりたい放題になってしまうのか。もしかしたらそうかもしれない。でもそれに対して国際社会として力で対抗するとなると、本当に第三次世界大戦の口火が切られてしまうので、それは避けるべき。

そのため、僕が大事だと思うのは、どこどこが陥落云々よりも、すべてが終わったあと、それがウクライナ侵攻完了、傀儡政権樹立だったにせよ何にせよ、その後、国際社会がロシアとどう付き合うかを決めることのほうが重要だ。

今回のウクライナ侵攻を許すことなく、あらゆる国際関係から一時的にロシアを除外し世界の仲間ではないと認識させる。ロシア側に同調する国が現れたらそこも除外。そしてあらゆる政治的、経済的行為からロシアを除外する。エネルギー問題、食糧問題いろいろ大変なことになると思うけれどもすべてロシアはこの世界になかったものとして扱う。あくまで一時的に。そしてウクライナの復権が実現できた時点で国際社会への復帰とする。

なーんてことができればいいのだけれど、国際社会の弱点としては、ヨーロッパのエネルギー供給の多くをロシアに頼っているという点があるらしい。そして当のロシアもそういうことを見越しての今回の侵攻だそうだ。

そんなふうに考えると試されているのは、国際社会の方な気がしてくる。国という枠を超えて、本当にまとまることができるのかどうか。それができれば武力に対抗できるだろうし、それが難しければ。。まだ武力行使は有効だという証明になるということか。


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