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今一番時間が残されている時に未来のことを考える

女子チームおめでとうございます!



パリオリンピックの出場権をビーチバレーボール女子日本代表チームが獲得しました👏👏👏
アジアに一枠だけ出場権が与えられる、コンチネンタルカップ(中国で開催)で見事優勝しました🥇

私も時間の許す限りLIVE配信で観戦していましたが、準決勝、決勝共に本当に本当にタフな試合を勝ち抜いていました。
選手、スタッフ、関係者の皆様おめでとうございます!本番はこれからですが怪我なく良い準備ができることを祈っています!

(写真は東京オリンピックのコンチネンタルカップより)

男子について考える

残念ながら今回オリンピック出場権を獲得できなかった男子ですが、この負けをどう捉えるかが大切です。
負けた原因を真摯に受け止め、失敗を恐れず、勝つ為には何が必要なのかを次のオリンピック予選までに一番時間があるこの時に考え、次に向けてのスタートを切らないといけません。
その間にも世界はアジアは進んで行きます。

本番直前には実験する余裕はおそらくなくて、それまでに色々実験したものの中から勝てる確率もしくは負けない確率が高いものを選択する必要があり、実験の絶対数を増やすには時間が必要だし成果が出るまでにも時間が必要だからです。

先に言っておくと、ダメ出しや評論をしたいわけでは全くなくて、今回は直接関わっていませんが、男子チームのコーチングもしているのでこの結果はシンプルに悔しいのです。
インドア男女、ビーチバレーボール女子はオリンピック出場のこの現実が。

具体的にどれぐらいの力(成績)が必要なのか

Instagramで面白いデータを見つけたので共有します。データは@beachstatsより。
このデータは世界選手権で出場権を獲得したチーム、開催国枠、五大陸(アジア、北米、南米、ヨーロッパ、アフリカ)のコンチネンタルカップで出場権を獲得したチーム並びにオリンピックランキング(現在は変動していると思われる)が記載されています。
ちょっと見てみましょう。

こうやってみるとコンチネンタルカップで出場権を獲得したチームはランキング30位前後、以内に入っていますね。
アフリカ大陸や国によってはランキングがついていませんが、惜しくもオリンピックランキングで出場権を得られなかったチームがコンチネンタルカップで結果を出す確率が高そうです。

日本女子チームの48位からの出場権獲得は快挙ですね!
実際、タイ🇹🇭や中国🇨🇳の方がランキングは上だった気がします。

数字上では少なくともコンチネンタルカップ前のオリンピックランキングで50位以内に入れる実力が必要なのでは。
勿論、数字が全てではないのですが。

ちなみに日本男子🇯🇵の世界ランキングはは高橋池田ペアが101位、福嶋黒川Dペアが111位です。

コンチネンタルカップ決勝のオーストラリア🇦🇺が29位、中国🇨🇳が44位でした。
優勝したオーストラリア🇦🇺の過去の成績を見てみるとFuturesで優勝、AVC優勝、Challengeで9位、5位以上、Eleteで5位が最高。
勿論それ以下の成績もある。
中国🇨🇳はFutures優勝、AVC準優勝、Challenge9位あたりが最高位。

この成績を参考にするとAVC優勝、Futures優勝、Challengeで5位以上が出せるようになれば可能性が見えてくるのではないでしょうか。

先程も言ったように数字が全てではないし、この成績が出せたとて何の保証もないのですが。
ひとつのものの考え方としてはあるのかなと。

アジアで勝ちたい、世界で勝ちたい。
以上、簡単なことではないけど本気でそう思っているビーチバレーボール好きでした。

皆さんはどのように考えていますか。
今が人生で一番若く、今が次のオリンピックに向けて一番時間があります。

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