記されざる島オルサ/“覇王”パーディス三世のテーマ

記されざる島オルサ

個人的に大陸の覇者の楽曲の中で一番気に入っている曲です。

元々こういった物悲しい曲が自作の中でも好きな傾向にあるんですが、この曲で特に気に入っているのは、まずAメロティンホイッスルでシラファ♯と演奏されるフレーズがその後ストリングスで再び演奏されるんですが、その部分の盛り上がり、特に気に入っています。

形としてはとてもシンプルで、なんら難しい事をやっていなく、転調などのテクニックも使っていない、こういう楽曲が一番難しく、ついつい余計な事をしてしまいがちなんですが、
この曲はBメロの展開も割とスルッと出てきて、作っていてとても心地良く１ループを作り終えられたように記憶しています。

“覇王”パーディス三世のテーマ

初期３人の極めし者を倒した後に現れ、圧倒的に長い章構成で、格の違いを見せつけられたユーザーさんは多いと思いますが笑
僕自身もその圧倒的さに、しっかりレベルを上げて挑みました。

テーマでは冒頭でストリングスにバルトークピッチカートという奏法を行ってもらっています。
バルトークピッチカートとは普通のピッチカートと違い、弦を強めに「バチッ」と弾いてもらう奏法の事で、鞭で打っているような効果音的な効果が期待出来る奏法です。
ダース・ベイダーのテーマのような、鳴った瞬間に、奴が、くる！みたいなそんな雰囲気になるよう心がけました。

そういう意味ではその後のAメロを取る楽器もホルンなので、凄く圧を感じるというか、存在の大きさを感じさせる作りになっています。

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