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OCTOPATH TRAVELER -大陸の覇者 - メインテーマ -

大陸の覇者楽曲解説していきます。

皆さんお久しぶりです!
ありがたい事に『OCTOPATH TRAVELER -大陸の覇者-』のオリジナルサウンドトラックを出して頂けることになりました。

このご時世、こうやってサウンドトラックを出させて頂けるだけでもありがたい事ですよね。
それも皆さんが大陸の覇者を大事にプレイして頂いたおかげでございます。(もちろん関係各所のご尽力にも大感謝!)
皆さんにまたお会い出来た事喜びと、感謝の気持ちを込めて、恒例の楽曲解説をまったり書いていこうと思っております。

音楽はもちろん聞くだけでも楽しめるものですし、余計な情報があるとそれはそれで鑑賞の邪魔になってしまうものですので、
あくまで作曲者はこんな事を思って書いてたよ、くらいに捉えて頂けるといいと思います。
気楽にまったりのーんびりとお楽しみ頂ければ幸いです。

まず記念すべき一曲目ですが、やはりこの立ち位置にくるのはメインテーマですよね。
アレンジアルバムを含めるとすでに結構な数のアレンジがされている曲なので、早くも擦りすぎて自分の中でアレンジネタが無くなりつつありますが(笑)。

「大陸の覇者」のコンセプトが「群像劇」でしたので、無印(Switch版の初代オクトパストラベラーをとりあえずこう呼ぶことにしようと思います。)の時のアレンジからはもう少しだけスケールを大きくして、より多くの人間の希望や絶望、様々な感情を内包できるような曲調を目指しました。

ちなみに無印のコンセプトはゲーム名の通り「旅」でした。

楽曲は3部構成になっていて、第1部は大陸の覇者をイメージして新たに付け加えた前奏部分で、重厚で骨太な物語を想像させるような曲調にしてみました。
第2部はお馴染みのテーマが登場しますが、無印のアレンジと比べてよりシンフォニックなアレンジを意識してみました。順番としては第1主題よりも先に第2主題が登場しますが、その繋ぎ方も個人的に気に入っています。
それと、第1主題が現れた時のホルンのカウンターライン(主旋律に対してそれに寄り添うような副旋律って感じですかね。)でテーマのフレーズを入れられたのもお気に入りポイントです💡
第3部は再び第1部のテーマを調を変えて再現してエンディングに向かっていく終結部になっています。

大陸の覇者の音楽ではこのように無印と比べてスケールの大きめな音楽を意識していますが、低音の音圧に関しては、逆に無印よりも控えめにしています。
これはスマホプラットフォームでよりお楽しみ頂けるよう、スマホのスピーカーの狭い再生可能帯域でも十分音楽をお楽しみ頂けるよう配慮したものなのですが、そんな観点からも聞いて頂けると、また新たな発見があって面白いかもしれません。👌


以下のサイトから予約可能ですので、まだの方は是非ポチッとな頂けると嬉しいです!試聴もありますよー!

https://www.jp.square-enix.com/music/sem/page/octopathtraveler_tairiku_OST/

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