マガジンのカバー画像

運命はどこにでも転がっている

14
会社員の藤原誠史はある日、電車で見かけた若い男に目が止まった。何故か心惹かれる見知らぬ彼を通勤のたびに見つめる日々を過ごしていたが、大学の学生証を拾ったことで彼=一ノ瀬翔真と話を… もっと読む
運営しているクリエイター

#日記

運命はどこにでも転がっている 最終話

 凍りついた地面で滑らないようにバスから降りると、冷たい風が吹き付ける。俺はコートに身体…

1