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やっぱり基本か、って思ったこと

詳しくないんですけど、データドリブンって言葉がそのままデータをもとにって意味だとすれば、僕は基本をもとに栽培する。そこに環境データを照らし合わせてみたり、技術っぽいことを上乗せしていく。

というのも、今栽培している胡瓜は摘心栽培という栽培法式で、普通の栽培法式だから問題はないんですけど、寒い時期に定植した経験値が、僕は低すぎるのです。失敗して植え替えることになったので仕方がないんですけど、それでもいい作物を作らないといけません。仕事なので。

経験が少ないので比較もできず、暖かい時期と比べると作物の生育スピードは緩慢でどう判断していいかわからず、頭を悩ませていました。それでも、作物の状態を見ながら環境作りをしていたんですけど、今日、ふと昔の記憶が蘇ってきました。

ある程度、長く胡瓜を作っているせいか、技術っぽいことばかりに考えがいっていたようで、基本的なことが埋もれていたようです。反省です。

何も難しいことではないんですけど、成長点と成り節の確保。これが、胡瓜づくりの基本かなと思っています。そして、成長点を良い状態に保つように管理する。成長点が良い状態であれば、光合成も充分にしていて、いい栄養状態だと言える。そんな成長点の状態であれば、いい花が咲き着果も良く、新芽も出やすい好循環になります。だからまずは、成長点を確保する。こんな単純だけど大事なことが抜けていた。そういえば、けっこうな期間この考えが埋もれていたような感じもします。
蘇ってきてよかった。

今は、基本をもとにやっていきたいですね。


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