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こんな日のめだか屋(12/15)#赤に見えている

今回はめだかのもつ色について簡単にまとめてみた。

メダカの色素胞と体色
メダカの鮮やかな体色は、色素胞によって決まります。
色素胞には黒、黄、白、虹色の4種類があり、それぞれ異なる役割を持ちます。これらの色素胞が光の吸収や反射を通じてメダカの体色を形成します。
それぞれの色素胞もの組み合わせにより

  • 茶色(黒)、黄色

  • 白、青

  • ブラック、ブラックリム

  • オレンジ、朱赤

  • 紅白

  • 三色

  • ピンク

の色の表現ができている
めだかは赤の色素胞もないので、楊貴妃などは赤に見えてるという事になる

体外光と体内光の役割
メダカの色彩には、体外光と体内光の2種類の光が関わっています。体外光は、メダカの体に当たる外部からの光です。この光は色素胞によって反射され、メダカの体色を美しく見せます。一方、体内光は、メダカの体内で生じる光です。この光は主に虹色素胞によって反射され、メダカの体にキラキラとした輝きを与えます。

環境と保護色作用の影響
メダカの体色は、環境によっても変化します。暗い環境や黒い水槽で飼育すると、保護色作用によって体色が濃くなる傾向があります。環境の変化は色素胞の働きに影響を与え、体色に変化をもたらすことがあります。

食べ物による色揚げ効果
カロチノイドやタキサンチンを含む餌は、メダカの体色を一時的に赤くする効果があります。ただし、この効果は持続的ではなく、餌の供給が途絶えると元の色に戻る可能性があります。このため、色揚げ効果を持続させるには継続的な餌の供給が必要です。

総括
メダカの美しい体色は、色素胞、体外光、体内光、累代選別、環境、食べ物など多くの要因によって形成されます。これらの要素を理解し適切に管理することで、望む体色を持つメダカを育成することができます。ただし、一時的な色揚げ効果には注意が必要です。

その他
この他に、色素法を持たないアルビノや、環境変化にその保護色が変化しないオロチなどもいます。暗いところで飼えば色は締まり、明るい容器で飼えば発色がよくなる。
容器の色も重要なので、その仕上がり体色も考慮しながら容器の色も考える

色の事を調べるのも面白く奥が深い
めだかの改良は
・体系
・体色
・目の色
・ヒレの形
の組み合わせから種別化される。色だけではない奥深さも面白い

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