AIギャル個人開発VTuberが2024年に買った技術書まとめ
こんにちは!yasunaです!じゃないや、やすビディアです!
この記事はぶいぎーく! Advent Calendar 2024の5日目です。
勢いでIT系VTuberグループ「ぶいぎーく!」にやすビディアというふざけた名前で参加させてもらっているので、アドカレくらいしか貢献できないけど書くぞ書くぞ書くぞーーーーー!!!
この記事で分かること
AIギャル個人開発VTuberが2024年買った技術書6冊をざっくり把握できます
1. 人工知能は人間を超えるか
東大松尾研の松尾豊教授のご著書、これ、とっても大好きな本なのですが書かれたのが2015年3月10日っていうのが本当に驚きなくらい今読んでも面白いです。AIがどのように発展していったかという歴史を研究者の目線で知ることができます。でもでも、ド文系の私でも分かりやすい例えを挟みながら解説してくれているので本当に読みやすいです。
そして、個人的に一番良かったのは、よくメディアで謳われている「AI」の定義の段階です。「AI搭載エアコン」みたいな表現って一体AIのどの段階を指しているの?という話は一番好きです。
定期的に読みたくなる名著。
2. 生成AIで世界はこう変わる
こちらも松尾研出身の研究者の今井翔太氏によるご著書!さきほどの「人工知能は人間をどう変えるのか」の続編のような本になっており、個人的には松尾先生と今井先生との師弟対談がなんか胸熱で良いです。
ここ最近の生成AIトレンドを研究者の立場から根拠を持って書かれている数少ない名著です。
3. コード×AIーソフトウェア開発者のための生成AI実践入門
(ごめんなさい、こちらめっちゃ積読になっていたので今すごい勢いで読んでます汗。)
概要だけ簡単にお伝えすると、AI-Powerd Development RoadMapなるものが示されていて、ソフトウェア開発におけるAIの段階的な取り入れ方について書かれています。まずはAIについて知り、プロンプトを身につけ、開発支援AIツールを使い、AIフレンドリーな開発手法を取り入れ、組織的にAIを使って開発できるようにするのがゴール!という感じです。
エンジニアがAIを取り入れて開発していくときに何から始めたらいいんや!という場合はこの本を手に取るとよさそうです。
4. AIエディタCursor完全ガイド ―やりたいことを伝えるだけでできる新世代プログラミング―
今年一番使ったAIツールはダントツでCursorです。これは間違いない。
私は非エンジニアですがチームでAIゲームを1ヶ月でフルスクラッチで作るというわりと無茶苦茶なことをやったわけなんですが、Cursorがなかったら絶対にできていないと断言できます。
AIゲーム開発中はこの本を開く時間すらなかったのですが、ちゃんと読んでからやれればよかったな・・・と思うくらい丁寧にCursorの設定方法や使い方が書かれています。今からでも遅くない。ちゃんと読みたい一冊。
ちなみに私がCursor使ってAIゲーム作った記事はこちらです。AI時代のソフトウェア開発ならではのエピソード満載です。
5.VTuberサプーが教える!Python 初心者のコード/プロのコード
AIに関係するプログラムを書くときにやっぱりPythonなんですよね!Rubyはやったことあるんですが、Pythonをちゃんとお勉強したことがなかったので買ってみた、という点とIT系VTuberの頂点と言っても過言ではないサプーさんのご著書!ということで大先輩の本を手に入れました。やったぜ。
サプーさんのYouTubeのように本当に丁寧にPythonコードの書き方について段階的に書かれているので「へ~こんな風に書き直せばコードってこんなにキレイになるんだ、すごすぎ」って感じで眺めているだけで浄化される気持ちになります。定期的に読み返したい本。
6.AITuberを作ってみたらプロンプトエンジニアリングがよくわかった件
この本は私がAIギャルを作り始めたきっかけとなった「AITuberを作ってみたら生成AIプログラミングがよく分かった件」の続編になります!わりと私の人生が変わった本なのでこの本だけ妙に紹介に気合い入っています。メンゴ。
この本のテーマ「AITuber」はAIで動くVTuberのようなものです。
AITuberはプログラミングとAIという2つの大きな要素があって、
前回の本ではAITuberに必要なPythonプログラミングを主に扱っていました。
そしてそして、今回はAIの部分に焦点を当てて、AIキャラクターをプロンプトエンジニアリングで再現しちゃおう!というわりと前代未聞な本です。
AITuberの大きな要素として欠かせないのがAIによる文章生成です。この本では、ゼロから自分の好きなAIキャラクターを作ってプロンプトエンジニアリングによってそのキャラクターの日常を再現させることをひとつのゴールに置いています。
このAITuberプロンプト本についてはわりとしっかりめな書評レビューを書いているのでぜひ興味があったら読んでね!
まとめ
2024年の技術書を振り返ってみましたが「意外と技術書読んでなかったかも」と振り返りながら思いました。本読むというインプットの時間ってやっぱり大事だしもっと大切にしていきたいなと思いました!
2025年はもっと技術書読んで強くなるぞ~~~~~
ここまで読んでいただいてありがとうございました!ぶいぎーく!のやすビディアでしたっ!