【朝映画】「さんかく窓の外側は夜」20210122

岡田将生、志尊淳主演の映画。あと、元？欅坂46の平手友梨奈さんが出演で話題みたいです。ホラー✖️ミステリーorサスペンスみたいな映画なんだろうという認識で見に行きました。

概要

霊を見ることができる三角康介（志尊淳）は、この能力に小さい頃から悩んでいた。ある日、街中で霊を見てしまい狼狽しているところに、除霊を生業とする冷川理人（岡田将生）が現れ助けてもらう。冷川は三角の能力を買ってスカウトし、助手として一緒に除霊を行なっていく。そんな中、刑事（滝藤賢一）が案件を持ってきて死体探しを行うことになり、そこから呪いで人を殺している少女「ヒウラエリカ」が存在することを知って、解決に乗り出そうとしたりしなかったりという話。

感想

イケメン2人がベタベタするシーンが多い。結構、集客のためにそっち向けに振った部分がある映画だろうと思いました。原作が漫画なので、単に原作の影響かもしれないですが。ちょっと冒頭からびっくりしてしまったというのが最初の感想。
真面目な感想として、見る前は心霊✖️ミステリーみたいなそんな映画だとは思っていたのだが、そうではなかった。結構早い段階で、呪いで人を殺している少女がいること、それが誰かは判明してしまう。それがわかった上で、どうやって呪いを解くか、それぞれのトラウマ・過去経験を超えていくかを目指す映画だった。
終始、飽きさせないように展開は早く、実際飽きなかった。ただ、見終えてみると、彼らが何をしていたのか？というところは言語化できなかった。結構ふわふわした事象を、ふわふわ対応していて、そこが説明はあんまりない感じ。
海外映画でいくと、コンテイジョンとかだと、霊能者が、今何をやってて、これを目的として、どうするみたいなことを割と詳細に説明して描かれてるが、それがないので、ちょっとふわっとしたなーと思った。

一番好きなシーン

シーンというか、滝藤賢一さんが一番良い「刑事」役を、一番ハマってやっているように思いました。抑揚のない喋りをするキャラクター、抑揚があまりなく話しているようで、ちゃんとうまいと感じさせると思った。一見失礼な言い方になるが、この役をやるのがもう少し若手でいわゆるイケメン俳優がやってしまうと、全部映画食ってしまうような良いキャラだったので、そこのバランスをとってくれたように思わされた。