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「睡眠は死の従兄弟」-2023/11/27

9:30ぐらいに起床。

色んな事情がありラジオを僕の家で録る。やっぱ自宅に人が訪ねてくるのはいいな、と思う。外に出かけるより幾分楽しい。ベランダで一緒にタバコを吸う時、かなり大袈裟な物言いだが、満ち足りた存在である気がする。本当に。訪問者が楽しめているかなと少しそわそわしたりもするけど、基本的には好きだ。家が好きなのか、単純にコミュニケーションに飢えているのか、その両方か。収録したラジオ音源を編集のため聞き直したら、いつも以上に気が抜けている。かなり自宅モードで話してるな。喉が全然開いてない。

マンスーンさんからECDの『Cutting Edge』12インチをもらう(ECDで1番好きな曲だ)。サブスクにもないし嬉しい。アルバムに入っているバージョンは正直あまり好みではない。そもそも、あれはアルバム全体を通してリスニングすることを前提に作られているものだろうから仕方ない。

仕事をやんわりやる。

撮影で外に。電車は好きじゃない。でも繊細な精神の持ち主でもないので、慣れてしまえば別にどうってこともなくなるのだろう。根拠はないが確証に近い。悲しいことに、だいたいのことは嫌でもどうせ慣れる。

よく分からないことを書くが、自分がそうありたい理想の中に「電車が嫌い」が含まれている気がするな、と思った。別に意識していたわけではないけど。考えてみるとそうかもしれない。電車が平気である自分になりたくない。なぜ?

電車が「労働」のイコンとして印象づいているのかも。サラリーマンとして労働しているのに(だからこそというべきか)、可能な限り労働的なるものに加担したくなさがあったりするのか。

電車に乗る必要のない生活がほとんどだったので、偏ったイメージを内面化している部分もあるだろう。テレビなんかで見る電車内は、都会で暮らす人たちの陰鬱さを投影している気がする。どこかうっすら寂しい。

単に疲れるから嫌なだけか。書いといてなんだけど、あまり自分でもしっくりくる理屈じゃないな。でも自分がありたい姿というのは、けして万人にとって完璧な姿とは限らないのは確かだ。

↓雑感↓

肉屋でメンチカツを買うのは気持ちがいい。そしてそれを公表するのは気取っていて恥ずかしい。

Instagramの共有ボタンは直感に反する(紙飛行機のやつ)。

ハヤカワの電子書籍セール、体感としては3ヶ月に1回ぐらいやってる気がする。

↑雑感おわり↑

そういえば昨日からこれといった理由なく寝る場所を変えてみた。ベッドでなく布団なのでどこでも寝れる。簡単かつけっこう面白い。起きた時にいつもと違う景色にびっくりするんじゃないかなと想像して寝るものの、意外とそうはならない。あと最近、寝る前にちゃんと全部の部屋の電気を消すと、体が「もう寝ないといけませんよ」モードに切り替わって良いことに気がついた。

『フィールド・オブ・ドリームス』の原作小説『シューレス・ジョー』を買う。

BUSHMINDの名盤『Good Days Comin'』のレコードが安く買える。

22:00に寝て3:00に目が覚めて、白菜をぐずぐずに煮て袋麺を入れてみる。美味い。たらふく食べて、この日記を書いている。これから再び寝ようと思う。NASは「睡眠は死の従兄弟」だと言っていた。このラインだけが彼のリリシズムの代表例としてピックアップされる理由はよく分からない。

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