【新日本プロレス】2024年3月10日の尼崎大会を観ましたわーッ！！！

　皆さまごきげんようーッ！！！いつも読んで下さっている方は押忍ですわーッ！！！初めましての方は初めまして押忍ですわーッ！！！というわけで押忍ですわーッ！！！

　さて、ニュージャパンカップ1回戦の日程続きますけれども、今回は辻陽太がジェフ・コブと当たる試合がメインイベントという座組みですわーッ！！！この試合がどうなるかが新日本プロレスの近い将来を占う上で重要だとわたくしは思いまして、注目しているのですわ。よろしければ読んで行って下さいましーッ！！！

【第1試合】
後藤 YOSHI-HASHI 本間 vs KENTA オーエンズ 石森

　石森と対峙する後藤。その背後からオーエンズが襲撃しますわ。しかしすぐにYOSHI-HASHIが入って来て、後藤とのタッグチーム毘沙門の面目躍如といったところ。連係で敵チームを蹴散らし、本間もアシストですわ。その余勢をかって、本間の倒れ込み式ヘッドバットのこけしに行きますが、上体を起こされ、難なくかわされて当たらず。いい流れでしたけれども、一気にペースを奪われましたわ。バレットクラブはKENTA、石森とタッチしながら後藤を捕まえようとしますが失敗の石森がラリアットを食らいYOSHI-HASHIが交代。体力差で劣った石森は倒立レッグラリアットで反撃しKENTAと本間のマッチアップへ。石森とオーエンズのダブルブレーンバスターからのKENTAのダイビングフットスタンプ。入ってきた毘沙門が連係で蹴散らし、本間のこけし、ヘッドバット、こけしロケットが当たりますがファイヤーサンダーは決まらず、逆に丸め込まれてカウント3。毘沙門はいいのですけれども、本間がちょっと厳しいですわね。首の神経やられてから、足が上がらないのでしょうけれども、あまりにも歩幅が小さすぎて気になってしまいますわ。通常ロープワークって3歩で向こう岸のロープに届きますので、あまりにもチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコって、猫ちゃんみたいな歩幅で走られると……。走らなくていい試合スタイルを作ることは考えないのかしら？？？気になっているの、わたくしだけ？？？

✕本間(横入り式エビ固め)KENTA○

【第2試合】
石井 矢野 田口 vs SANADA 上村 DOUKI

　だいぶわちゃわちゃしていて、佳境で上村と石井のマッチアップとなりましたが、石井が上村の動きについて行けずの雰囲気。もう年齢的にシンドくなってきているのを感じますわ。石井は昔、北原光騎のキャプチャーでシュートマッチもいっぱいやってきたと聞き及んでいますので、体は人一倍ボロボロなのではないかと思ったりしますのよね。新日本プロレスは世代交代が急務となっていますけれども、これを新日本がどの程度考えているのかという。最近のマッチメイクを見ましたらば、やっとちゃんと考え出した感はありますけれども、最近までは現状維持を続けているだけにわたくしには見えていましたのよね。まぁまだ間に合う頃だと思いますので、今の路線で突き進んでほしいと思いますわ。

　田口とSANADAのマッチアップになると、田口がヒップアタックで圧倒(！)し、さらに丸め込み連発に行きましたが、SANADAの後方回転エビ固めでガッチリ乗っかられてカウント3。ブリッジを使わない形での技となりまして、オコーナーブリッジという技名が成立せずでしたので、技名を今1度リニューアルしてもいいかもしれませんわね。そもそもあれはロールアップと呼ばれた技で、ブリッジするとは限らないので、技名にブリッジを入れるのがそもそも違和感があると申しますか。オコーナーの名前を入れたいのならば、オコーナーロールとした方が自然ですし、歳とってブリッジしなくなってもロールならば名前として成立いたしますし。ついでに言うと、ジャパニーズレッグロールクラッチと混同されがちなのもどうにかした方が。ジャパニーズレッグロールクラッチは横回転のハーフローリングから固める技であって、後方回転エビ固めのロールアップとは別の名前ですわ。テレビ朝日系列のアナウンサー全員が間違えていますのでどうにかして下さいまし。

　いやしかし、田口の動きのよさと試合の回しっぷりが凄かったですわ。いつもは弱キャラしぐさでしたけれども、今回は全く同じ動きでも、この田口をロートル扱いはもったいないと思わされましたわ。短期間でもいいのでジュニア王者になってほしいくらいですわ。新弟子の頃に言われる練習をことごとく難なくこなしていたエリート田口隆祐はダテじゃありませんわね。昔の新日道場で培った地力がまだ体に残っているのを感じさせる試合ぶりでしたわ。

✕田口(ロールアップ)SANADA◯