【新日本プロレス】ユニット名はストロングスタイルですわ

 皆さまごきげんよう。いつも読んで下さっている方は押忍ですわ。初めましての方は初めまして押忍ですわ。というわけで押忍ですわ。

 遂にユニット本格始動となりました、鈴木みのる、エル・デスペラード、成田蓮ですけども、そのユニット名は『ストロングスタイル』になりましたわ。若干違和感はありつつ、とはいえ、脱ストロングスタイルを掲げていたここ10年の新日本プロレスを思えば、たとえ今はパフォーマンスといえども、ストロングスタイルを名前だけでも背負うユニットが生まれたことをわたくしは歓迎したいと思っていますのよ。無論、パフォーマンスで終わらないと期待してのことですわ。

 何故、期待するかと申しますと、成田蓮がメンバーに名を連ねているからですわ。成田は今の新日本が“ラフネック”海野翔太と別の路線で売り出そうとしている若手だからですわ。“サン・オブ・ザ・ストロングスタイル”路線の主人公ということで、何も言わなくてもエンタメプロレスになってしまった今の新日本へのアンチテーゼという立ち位置が成り立ちますわ。

 まぁ、わたくしがそこかしこで言うように、本来の新日本プロレスのストロングスタイルとは、レスリング、ゴッチ式、高専柔道、ブラジリアン柔術の4つの寝技が主なベースとなる実力派のプロレスであり、成田がやっているUWF以降のキックと関節技のスタイルではないのですけれども、現在のプロレス界においてはハードヒット=ストロングスタイルというイメージになりつつありまして、元新日出身で地位も築いた鈴木みのるが成田の後見人ポジションで関わることで、上手いこと新日内を泳ぎ回る座組みを手に入れたことは面白い現象なので、今のところは乗っかりたいのですわ。何故ならば、IWGPも朧気ながら見える状態になりつつあるからですの。

 成田が主人公とはいえ、まだIWGPに行けるような選手ではないのは一目瞭然で、ここから何らかのシングル王座を狙うにしろ、ランク的には中堅層の闘いへの編入が成田の進む道であることは間違いありませんわ。しかし鈴木みのるならば、IWGPに相応しい格の選手ですから、成田の脇を固める後見人が団体のトップのベルトを巻くというストーリーラインは、今の新日本としては絶対にほしいですわ。

 昨年、アントニオ猪木が亡くなり、潜在的なプロレスファン層が一気に界隈に押し寄せましたが、とはいえ今の新日本の客として取り込めたかというと取り込めずで、しかしながらおびただしい数いることだけは可視化出来ましたので、彼らを客として呼び込みたいのですが、オカダや内藤、外国人では響かない。だから新日本とIWGPをストロングスタイルが席巻するというニュースを飛ばしたいのだと思いましてよ。本当ならばIWGPは、主人公である成田の師匠ポジションの柴田に狙わせたかったですが、柴田は色んな要因から難しいので、鈴木みのるを選出したのだと思いますし、鈴木軍解散は勢力図再編の為のテコ入れだったであろうことは見ての通り。解散の見返りとして大きなチャンスが用意されているものとわたくしは思いたいですし、どの程度のニンジンをぶらさげられて今の路線に入ったのかも見たいので、成田蓮と鈴木みのるのストロングスタイル路線に注目しているのですわ~!!!

押忍ですわ( ᵕᴗᵕ )

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