寒波に勝ちたくてクソ重い棚と階段を滑り落ちた話し

はじめに：なんでそんな事したのか、というのは私が1番思ってます。

🪛🔩🔧

最近電動ドライバーが楽しくてとにかく棚を作りまくったりカラーボックスを無駄に固定したりの電動ネジ締めおばさんと化している

今流行りのミニマリストと対極を成すマキシマムな私は、ガチャガチャやらミニチュアを飾る細い棚も先日ネジネジ締め締め設えた。ゴチャゴチャしてるが私の好きなものばかり。ニコニコしてしまう。

それをみた10歳が「いいなぁ。」と羨ましがった。彼女もそろそろ自分の世界を持ちつつあるお年頃。好きなものばかり並べたスペースが欲しい気持ちは痛いほどわかる。どうも彼女は2階にある学習机の棚部分が1階のココにあれば良いのに、と以前から夢見ていたようだった。

そして今日の朝。目覚めた途端唐突なやる気が湧き起こり、今日、あの棚を1階に下ろしてやろう…！と思った。学習机とのジョイント部分を外し学習机の脚を付け直す。電動ドライバーは楽しいが、あれ…？この机なかなか重い。途中落としかけた。まあまあ苦労して棚と机をセパレートし、棚のほうをちょっとずらして思った。ほぅ。

コレどちゃくそ重いわ。

10歳さんの入学とともに購入したコイズミ学習デスク。ホワイトと水色のカラーリングで引き出しの取手がハート型のふんわり可愛い系だもんで舐めてた。小学生男子の乱暴な扱いにも耐えれるようにつくられているのであろう。はいそーですか無理無理ーと別の用事を済ませ、なんとなく重量を検索した。同タイプの学習デスクが総重量95kgらしかった。

棚と机と椅子と引き出しワゴンで95kg。ふむ。棚だけなら35〜40kgぐらいかな？それより重い事はないだろう。なんや、私より軽いやん、と思った。アホか。でも思っちゃったので「じゃあいけるかもしれん」とまで思った。どうかしていた。

夫に言えよと思いますよね。留守やったんですよ。でもなんかどうしても今日やってまいたかった。寒波で大雪だが！私は！今日はただ引きこもって鬱々してるだけではなかったのだ！って気分になりたかった。勝ちたかった。なんやそれ。

しかしその時の私はそう思うとまた俄然やる気になって、いそいそと階段の下にヨギボーやら座布団やらありとあらゆるふわふわを上からジャンプしても大丈夫なぐらい過剰に敷き詰めた。まあ大丈夫だと思うけど（フラグ）

引きずったり押したりしながら、階段まで運ぶ。うちの階段は上の３段ほどが角になっていて一旦踊り場みたいな場所がある。そこまでは壁だのの角度が良かったのかなんとか耐えれる重さだった。

で、角を曲がった瞬間

正直よく覚えていない。

「あ、アカン」って思った瞬間、下のヨギボーに突っ込んだ。棚も一緒にふわふわに刺さっていた。尻だの足だのが階段にデデデと当たるのが嫌でジャンプしたような気もする。

わからない。なにもわからない。
でも無事だった。良かったありがとう仏様。

10歳はそりゃもうめちゃくちゃ喜んでくれました。良かったです。おわり！もうしません！