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Windows95

はじめてのインターネットと言えば1995年に発表されたウィンドウズ95でしょうか。当時はプロギタリストを目指してアルバイトをこなしつつバンド活動もしていました。

そんな中、TVのニュースでウィンドウズ95が話題になっているのを見かけて私もIBMのパーソナルコンピュータとカラープリンターを手に入れました。(まだウィンドウズ3.1なんてのも混在していたような?)

タワー型でモニターはCRTの「ブラウン管」です。また、HDDは256MBだった記憶があります。TBでもGBではなくMBです。CD-Rと同時に「フロッピーディスクドライブ」も搭載されていました。

そしてインターネット。もちろん今のように常時接続ではなく使用する度にプロバイダーにPC内蔵の「モデム」で電話回線を用いて接続するのです。通信速度はFAX通信と同じだったような・・・。5MBほどのデータ送受信でも絶望的速度でした。

で、このモデム。プロバイダーに接続する際にFAXと同じように「ピー・キュルルルル・ガー」という音が懐かしいですね(笑)。

そんな速度でも「ネットサーフィン」や「ICQ」など楽しみ、気に入ったサイトがあるとプリントアウトしたりしていました。なんせ、当時のプロバイダーは接続時間によって課金される仕組みで、繋ぎっぱなしなどすればとんでもない通信料金になったのです。

そしてもう一つ。「カラープリンター」の存在が大きかったのです。

なんせ、カラーです。個人で比較的安価にカラープリンターを所有できるなんて夢のような時代でした。それで私は手に入れたフォトショップ3.1(だったと思う)でバンドのフライヤーなどを作っていたのでした。

そうこうしているうちに「ADSL」という通信規格が登場してインターネットの速度は劇的に早くなりました。と言っても下り10Mbps程度だったと思いますが・・・。

月日は流れ、2002年頃だったと思います。バンド活動も行き詰まりを見せかけた頃、新たに始めたバイト先にMacが置いてあり、なぜかそこからグラフィックデザイナーになってしまう訳ですが、それ以来ウィンドウズは触っていません。

私がデザイナーのキャリアを始めた頃はもう写植というものが消え、全ての作業がMacに移行した頃でウェブデザインも紙媒体のグラフィックデザインを如何にHTMLで再現するか、もしくはフラッシュで如何に凄い動きをさせるか、という時代でした。「ネットスケープナビゲーター(略してネスケ)」というブラウザが世界のメインでIEがこれから駆逐しようかという時代ですね。

語りだすと長くなりそうですが、長く書く意味も無さそうなので、そろそろお暇を。

いやぁ懐かしい。

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