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ballpark//(n)概算、妥当な範囲 #9

戦略や計画を立てる際に、出てくることがある表現かと思います。

ballpark//(n)概算、妥当な範囲

ballparkという単語自体は「野球場」というのが、メインの意味です。

面白いですよね、ボールって言ってるだけなのに「野球を行う場所」ピンポイントで指します。Parkは野球のイメージです。と言いますのも、私の住むサンフランシスコの有名な野球場も、Oracle Parkと名付けられています。

サッカーはstadium(stadiumの意味的には競技場や野球場も含まれる)、バスケはarenaとか、、、違いがありそう。

それはさておき、ballparkは、「野球場」という意味もあり、「概算」という意味もあります。ballpark figureやballpark amount、ballpark estimate「概算の数字」と使われることも多いようです。

なぜballparkがこのような意味を持つようになったのかは諸説あるようですが、野球の試合解説者が、球場の観客数を目視で大体の数字を言っていたことから、なんて話もありました。

同義語としては「rough estimate」があり、ballparkを使うのは少々砕けた言い方のようです。

例文

Is there any ballpark figure for launch cost?
ローンチのためのコストの概算はある?

とか。

私は、相手に見積もりを依頼したときに

I can do ballpark.
概算なら出せるよ。

と言われたことがあります。

ちょっと話ズレますが、「do + 名詞」って結構便利。

特定の動作の適切な英語がわからなくなっても、通じるっちゃ通じます。

例えば「計算する/calculate」が出てこなくても、「I do math」でいけちゃったり。

また、みんな大好き『プラダを着た悪魔』では、アシスタントとアンディーが、Runway誌の編集長ミランダのコートを、外出から戻ってきて脱いだらソッコーハンガーにかけないといけない、という仕事がありました。

アンディーの教育係のエミリーは、とろいアンディーをみるや否や、

Do the coat!!
コートをさっさとかけて!!

と言ってました。文脈あれば、do + 名詞で結構いけます。

でもこれに甘んじすぎるのも注意ですね。

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