サガン鳥栖ファン感謝祭2023ーそれぞれのメッセージ
サガン鳥栖のファン感謝祭に行ってきました。毎年のことだけど、本当に鳥栖のファン感は何だか胸がつまる思いがする。特に今年は前日までに2選手の卒業が発表されており、例年と一味違うファン感となりました。選手会長の富樫選手と、退団が発表された島川、小野の両選手のコメントを文字起こししておきます。
島川敏郎選手「サポーターにとっては少し大変なクラブかもしれないけど」
絶賛就職活動中です(笑)。本当に先のことは何も決まってなくて。でもなんかすごく楽しくて、全然ネガティブじゃないっていうか、すごくいい時間をいただいてるなと思ってます。
なんかいろんな人に会えたりして…。
サガン鳥栖はね、昨日も(小野)裕二がね、発表になりましたけど、人が入れ替わったりとか…大変な、少し大変なクラブかもしれませんけど、
でも。
すごく心配してオフを過ごして、大丈夫かなって入ったシーズンなんか、でも結構うまくいってるイメージあるじゃないですか。
多分きっとね、泣く泣くこのチームのことは大好きだけど、離れなきゃいけない選手が、多分これからも出てくると思うし、でもその分、きっとそれぐらい、それ以上のいい選手がまた入ってきてくれて、多分それで循環していくチームなんだと思います。
僕は残りたかったんすけど。
…残れなかったんだけど、サガン鳥栖がこれからももっと大きなそして、強いチームになっていくこと。心の底から願ってます。
今、たぶん皆さんの位置からは見えてないと思うけど、スタンドの下で選手たちが本当もうみんな泣いてて。みんな泣いてるんですよ、僕のあいさつで(笑)。うん。
みんな本当号泣してるんすけど、本当に良い選手たちで、本当に大好きな男たちなので、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございます。
さぁ出ておいで。(菊地)泰智なんかね、もうずっと号泣してるんだけど。まぁ、こいつらに一番お金も使ってきましたからね(笑)。
小野裕二選手「人間としてもっともっと成長したい」
お疲れ様です。改めて、今シーズンチームを支えていただいてありがとうございました。
昨日、発表であった通り、アルビレックス新潟に来シーズンから完全移籍することに決めました。
これはもう本当にチームは僕を大切に思ってくれていましたし、それは本当に皆さんわかってると思うんすけど、僕のわがままというか、行きたい気持ちが強かったので。選手として、もっともっと人間として、成長したかったので、こういう選択をしました。
あんまり別れっていうのは好きじゃないですけど、自分が選んだ道に後悔ないように、向こうでも頑張りますし、このスタジアムにまた相手として戻ってきて、皆さんの前で本当に勇気づけられるようなプレーっていうのをここで見せたいと思います。
僕は本当にこのクラブが大好きです。
ここにいる仲間もそうだし、コーチングスタッフだったり、このチームを支えてくれてる会社の方々、そして本当にファンサポーターの皆さま。本当に小野裕二という選手を応援してくれてありがとうございました。
また会いましょう!
富樫敬真選手「サガン鳥栖でタイトルを取りたい」
裕二君の挨拶の後ですが、僕もちょっと話していいですか。今年1年振り返ったとき、まず最初に思い出したことがあって。移籍してきて、最初の始動日のときに緊張しながらクラブハウスに入って、自分のロッカーのところに着いたとき、当然そこは空っぽなんだけど、ハガキが1枚、届いてまして。
「富樫選手、本当にサガン鳥栖に来てくれてありがとうございます」という書き出しで。嬉しいなと思いながら最後まで読んでいくと、最後の方にこう書いてありました。
「死ぬまでにサガン鳥栖がタイトルを取るのを見たいです」と。
その男性はもう高齢の方で。それを読んで、今年1年思っていたんですけど。僕も死ぬほどサガン鳥栖でタイトルを取りたいです。それはきっと僕だけじゃなくて、ここにいる選手も、今日来てくださってる皆さんは、それは絶対に思ってることだと思います。
そのチームから去る人も、去らざるを得ない人もいますけど、そういう人たちが覚悟を持って、このチームを去っていきますし、その人たちよりも覚悟
を持ってやらなくちゃいけないのは、来年3月に残る選手と思います。
そして、その覚悟を感じながら、全力で支えてくれるサポーターの力が必要です。来年もよろしくお願いします」
動画
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?