「DIE WITH ZERO」と終活
こんにちは終活アドバイザーのヤスジンです。
終活は「死ぬための準備」ではなく、
「限りある人生を悔いなく幸せに生きるための活動」です。
以前から気になっていた「DIE WITH ZERO」を
購入して読んでみました。
内容をざっくりまとめると
死ぬまでに使い切れないような額のお金を貯めるために
人生の貴重な時間を使うのはやめなさい。
それよりも今しかできない経験にお金をしっかり使って、
死ぬまでに一生の思い出を数多く作ることが大事。
ということでした。
…同感です。
「DIE WITH ZERO」はまさに自分の目指す終活でした。
特になるほどと思ったのは、
自分が死んでから遺産として財産を渡しても、
その頃には子供たちもまあまあ高齢になっており、せっかくの財産もあまり活用できない。
それならば、自分たちが生きている間、かつ子供たちが最もお金を必要としているタイミングで渡すほうが良いという点でした。
言われてみれば確かに。
相続は死んでからのするものという固定概念にとらわれていた気がします。
自分たちが死ぬまで相続を引っ張るのではなく
子供たちが結婚したい時や、家を買いたい時など
人生の助けになるようなタイミングでの生前贈与は
検討する価値があると思いました。
同じように慈善団体への寄付なども、もしやるなら遺産ではなく
生きている内にやった方が良い。
そう考えると野球の大谷選手なんかはすでにDIE WITH ZEROを意識してお金を使い始めているのかもしれませんね。
また、長生きリスクに対応した掛け捨ての年金保険というのも
この本で初めて知りました。
トンチン年金っていうんですね…
万が一80歳以上生きた時はその後死ぬまで一定額がもらえる
という、いわば生命保険の逆バージョンです。
確かに何歳まで生きるか分らないと、
お金を使い切ってしまってDIE WITH MINUS
になる心配もあるので
年金+アルファとして検討してみようと思いました。
色々と勉強になった本でした。
特に「悔いなく幸せに生きるための活動」としての終活を
目指す人にはぜひともオススメしたい本です。
自分ももっと早く読んでおけば良かった…
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