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久留米市美術館の美しい風景

寄り道しつつも、ようやく久留米市美術館に到着した。
日が傾き始めてきたので早速まわる。入り口すぐには、
清水多嘉示氏の彫刻がある。このみどりのリズムは、
各地にも設置され、大阪市の御堂筋にもあるという。

ルピナスが咲きほこっている。美しい風景だ
中央には円形の噴水。シンメトリーの庭園である
水面は光をきらきらと反射している。ペリカンも輝いている
石橋正二郎記念館。美術館とデザインをあわせ建てられている
記念館の前に広がるワイルドフラワーが美しい
小さな花が重なって風景を彩る。素敵な庭園だ
至る所で花々が咲き誇る。圧巻の風景がある
池の前のテラスでゆったりと過ごしたいが、先を急ぐ
久留米市美術館は菊竹氏の設計も、改修され当時の面影はない
でもこの色合い、窓の納まり、水平と垂直ラインがとてもよい
ペリカンくらぶの看板はなんだか楽しそう
こちらの池のほとりにはカフェ&ギャラリーがある
木々に囲まれた空間。日常を忘れさせてくれる
湖に映り込む美術館。白鳥が優雅に泳いでいる
美術館と池との関係がとてもよい。ぜいたくな配置計画
こだわりの外壁のデザイン。凹凸感が建物に陰影をつくる
白鳥はのんびりと過ごしている。穏やかな時間が流れている
石橋文化センターの奥に広がる想像の森ゾーン
森の奥には坂本繁次郎旧アトリエがある
とてもよい雰囲気。壁面がほぼ開口部。吹き抜けが気になる
内部の空間もとてもよい。吹き抜けが気持ち良い
そろそろ閉園の時間。入り口まで引き返そう
世の人々の楽しみと幸福の為に。とても素敵な場所だ
石橋文化センターには驚きの空間が広がっている


石橋文化センターは、1956年に株式会社ブリヂストン
の創業者である石橋正二郎から久留米市に寄贈された。

1956年当時、美術館や体育館、文化会館、50mプール、
テニスコート、野外音楽場、ペリカン噴水などをもつ
「文化と体育の殿堂」として開園した。センター中央に
あるペリカン噴水は、開園以後20年間ペリカンプール
として子供たちが泳げるよう開放されていたという。

庭園内に咲き誇る花々、池に映る美術館、木々の風景、
森の中のアトリエ。本当にぜいたくな空間だと思う。
ここを日々、自由に散策できる近くの住民が羨ましい。

「世の人々の楽しみと幸福の為に」石橋正二郎が残した
言葉。今なお、公園内にその思いは息づいている。予想
以上の空間が広がっていた。旅に想定外はつきものだ。


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