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有田の町並みを楽しもう

トンバイ塀のある裏通りを抜け、また表通りへと戻る。
そこには有田の昔ながらの町並みが続いている。古き
ものが使い続けられている。前回の旅では、有田の町を
自転車で駆け抜けた。今回はゆっくりと見てまわろう。

古い町並みに、デザインのおもしろさを見つけるのが楽しい
窓の割付けに、サインのデザインに
古びた建物も、デザインを加えることで味わいが出る
1FはARITA PORCELAIN LAB の店舗となっている
陶器でつくられたサインの照明が美しい
外から店内の様子を伺う。色鮮やかなうつわの世界

ARITA PORCELAIN LABは弥左ヱ⾨窯から生まれた
モダンでスタイリッシュな有田焼のブランドである。

築100年の手塚商店。さあ町並みを楽しもう
その隣のギャラリー風花(かざはな)にはうつわや雑貨も
暖簾にひかれて中へ。ぶらりとお店をめぐるのも楽しい

デザインはYosuke Tuguchi氏。デザインの力を感じる

手塚商店では、4人の作家のうつわが扱われている
有田を訪れたのは2月の半ば。有田雛のやきものまつりの頃
古さと新しさが入りまじる町並みを楽しんだ
路地裏で見つけたタイルや陶片が埋め込まれた壁には
小さな陶器の卯まで
また路地裏から表通りへ戻りながらも
古い建物のたたずまいと窓桟の割付けに
壁や窓まわりのデザインに心ひかれている
よく目立つ丸兄の看板。そこは今回の旅のはじまりの場所
もとは和菓子屋の春陽堂。映る町並みも楽しんで
建物に設けられた窓に目が止まる
影が作り出す形も楽しもう
もうしばらく進むと有田陶磁美術館に到着
1874年に建てられた焼き物倉庫が利用されている
ここにもトンバイ塀。ここにもうつわの風景がある

日本磁器発祥の地、有田に広がる風景。

町並みが楽しい。古き建物にデザインが加えられる
ことで見違えたり、またその美しさが保たれていたり
もする。そこでは、様々なデザインやうつわに、町を
歩けばいろんな発見がある。有田の町並みを楽しもう。

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