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レトロとモダンが息づく街並み

門司港の大正ロマンの華やかな面影を感じながら、
レトロとモダンが息づく街並みを見るのも楽しい。
和布刈公園展望台から自転車で坂を下ると、端正な
顔立ちにもレトロな雰囲気が漂う建物が見えてくる。

門司電気通信レトロ館の設計者は山田守氏。
モダニズムの先駆者である
人の鼻のような遊び心のある庇。山田守氏が設計
した京都タワーも確かに遊び心に満ちている
垂直ラインの強調された建物はつい見上げたくなる
1900年に東京・京橋に出来た日本最初の
公衆電話ボックスの復刻版がある
内部の展示は楽しい。昔の電話をかけて遊んだりもできる
しばらく走ると出光美術館が見えてくる。
2016年に改築され今の姿に
モダンなデザインの中にも門司港に似合う赤レンガ調
レトロの外観の港ハウス。つい写真を
撮りたくなる家型のデザイン
すぐ横にそびえる門司港レトロハイマートは
黒川紀章氏の設計
こちらも見上げてみる。最上階には半円型の 
消防用水槽がある。ヘリポートにもなっている
分譲マンションであるレトロハイマートの最上階の展望室へ
展望台から関門橋を眺めてみる。赤い矢印を
つけた展望台からここまでやってきた
とってもわかりやすい案内写真。
ノーフォーク広場の位置もよくわかる
門司港を見下ろしてみる。旧・門司港ホテルは
故アルド・ロッシ氏の設計である
展望室にある恋人達の聖地のポスターに
ブルーウイングもじが載っていた
恋人達の架け橋ということらしい。
日本最大級の歩行者用の跳ね橋
近くの公園にはMOJIKOのモニュメントもある
親水広場から対岸を眺めてみる。水面はきらきらと光る
アルド・ロッシ氏の遺作となった 
旧・門司港ホテルは港の顔になっている
福岡にあるイル・パラッツォよりもカジュアルな雰囲気
1989年に建てられたホテル。今でもインパクト
があるので当時は尚更である
シンメトリーで迫力あるデザイン。
赤茶色の砂岩に金色のボーダーが眩しい
2016年にプレミアムホテル門司港としてリブランドされて
好奇心が抑えられず足を踏み入れてみる。
アルド・ロッシ氏のデザインが息づいている
イル・パラッツォと同じくインテリア・デザインは内田繁氏
大胆な白と黒の市松模様の床。目の前には港の風景が広がる
一つの建物にいろいろな要素が
つめこまれた都市のようなデザイン
駅前広場には門司郵船ビル。1927年に
建てられたレトロなデザインの建物
ファミリーマートの看板がものすごく馴染んでいる
旧・門司港ホテルはやはり門司港の顔である



門司港の大正ロマンの薫る建物を楽しみながら、
昭和初期頃のレトロなデザインのビル、そして、
その空気を感じつつ建てられたホテルや美術館、
レトロとモダンが息づく街並み散策を楽しんだ。

そろそろ下関と門司港の日帰りサイクリングも、
終わりつつある。後はのんびりと小倉を目指そう。

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