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お昼ご飯は島原城の近くで頂こう

猪原金物店を後にして、次は島原城をめざして歩く。
今回は歩いて島原をまわる旅。島原城は1624年に、
松倉重政によって築城された城。1874年に廃城処分
となって取り壊された後、1964年に天守閣が復興
されて日本100名城にも認定されている。島原城を
訪れる前に、まずは腹ごしらえにお昼ご飯を頂こう。


次は島原城をめざして歩く
駅から城へ続く通りへ戻り、まだまだ歩く
振り返るとレンガの塀。残された跡に当時の風景を想像する
お堀沿いには石垣の上に建つ3層の巽櫓
その巽櫓と天守閣の連なりが美しい
道沿いに島原城の排水遺構の案内が
お堀の水を排水するための遺構。現在は芝で保護されている
その先に勾配屋根が連なる建物が見えてきた
塀は石垣のようになっていて、周囲の景観になじんでいる
切妻屋根が重ねられたデザインがおもしろい
ここは島原図書館。設計者は長崎市公会堂も手掛けた武基雄

DOCOMOMO 100選に選定も、2017年に解体に。

佐賀県でDOCOMOMOに選定された建物を訪れた。

三角のトップライトやひし型の通気口にもひかれる
1986年竣工の建物。敷地には市制50周年のタイムカプセルも
切妻屋根の形にかたどられた窓のデザインが特徴的だ
本をモチーフとしているようなオブジェも
内部に入って空間も楽しみたいが、ここは先を急ごう
石垣の上に連なる瓦葺きの白漆喰塀
緑と石垣と白い塀の向こうには天守閣
花にも寄ってみる
丸、三角、四角とならぶ矢狭間のデザインも楽しい
お堀をぐるりとまわり城の入口が見えてきた
その前に向かいに建つ姫松屋本店で腹ごしらえを
ここで島原名物の具雑煮を頂こう
具だくさんの具雑煮。お腹もすいたのでいなりとのセットで

レシピの動画がわかりやすい。いつか試してみよう

具雑煮とは、島原半島地域の正月などに食されている
独特な雑煮のこと。その由来は、1637年の島原の乱で
一揆軍の総大将であった天草四郎が、3万7千の信徒と
共に原城に籠城した際、兵糧としてのもちや、山や海
の材料を集めて、雑煮にしたのが始まりとされている。
具だくさんで食べるのも楽しい具雑煮。そのやさしい
味わいと島原の歴史にふれつつ、島原の町を楽しもう。

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