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そして諫早の街までやってきた

フルーツバス停通りを抜け、諫早までおよそ小一時間。
途中、雨に降られながら、いつものように寄り道しつつ
なんとか諫早の街までやってきた。予定より一時間程
遅れている。目に映るものに誘われる。いつものこと。

コスモスの花の季節も終わりに近づいてる
雨は降ったりやんだり。自転車旅にはつらい天気
三角の大きな屋根。干拓の里のよかもん市は眺めるだけに
雲に覆われた雲仙岳。いつか上ってみたい
道の途中にパンケーキ屋さん。おなかがぐうとなる
シャープな庇がかっこいい。賑わっている様子
雨がぱらついているけど、ここは先を急ごう
そして横尾病院までやってきた

2020年の竣工。既存棟の老朽化による新築の計画。

建物の全体に渡る立体的で迫力のある格子組の意匠
わくわくするようなデザイン。ホテルのような佇まい。
コンクリートの塀に大きめの砕石。外構の色合いは控えめだ
諫早の街の中心へ向かおう。天気も回復しつつある
途中には諫早図書館。ストライプのデザインが特徴的
内部も気になるけど、この図書館は外観のみにしておこう
図書館カフェに後ろ髪をひかれつつも先へ
街中のシャープな建物にも惹かれる
建物に切り取られる空を見上げるのも好き
少女のオブジェの向こうには本明川と諫早公園
橋の上には変わったデザインの手すり
道沿いにはHOTEL FALGS 諫早 

HOTEL FALGS諫早はガーデンテラスホテルズ系列。ガーデンテラス福岡、佐賀と訪れた。後は長崎と宮崎。

ここは2019年にリブランドオープンされたホテルだ
すぐ先の断崖の上に慶巌寺の山門がみえる
慶巌寺は六段の調の発祥の地とされている

六段の調は段物と呼ばれる箏曲の一つ。近世箏曲の祖
である八橋検校により作曲されたと伝えられている。正月の華やぎを演出する調べ。お正月もそろそろだ。

山門は明治27年に荘願寺からこちらに移築されたという
移築する技術と移築ができる日本建築。改めてすごいと思う
山門には獏の木鼻の装飾や
エキゾチック色合いの金剛力士像
黄色に色づく大きなイチョウの木や
鮮やかな朱色の天井の装飾を見上げる
六段まつりの時期に訪れた慶巌寺

諫早市はこんな所。観光動画はみるのはお決まりだ。

慶巌寺は諫早市の中央を流れる本明川脇の断崖の上、
伽藍を構えている。本明川は多良山から有明海に注ぐ。
本明川にかつてかかっていた眼鏡橋は諫早公園に移設
された。諫早公園はすぐそこだ。眼鏡橋も見に行こう。


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