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昔ながらのハネ木搾りに酒一滴への思いがある



白糸 純米吟醸50   白糸酒造

第一印象は、水のように口あたりが軽く、
とても飲みやすいが、口に含んだ後の
余韻はしっかりとある。じわじわと口の
なかにフルーティーな味わいが広がる。
これは進むお酒である。飲みやすいので、
ついつい、お猪口も勢いよく空となる。

糸島は酒米の最高峰といわれる山田錦の産地
で白糸にはそのお米が100%使われている。
白糸酒造は「山田錦の田んぼに囲まれた蔵」
という立地でもあり、田中六五という山田錦
を65%で精米したお酒も有名であるとのこと

白糸酒造では、昔ながらのハネ木搾りという
上槽法により手作業でやさしく搾られている。
機械で搾らずに、手間暇をかけることにより、
糸島の恵みと、酒一滴にこめられた思いがある



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そして、いつものサニーで購入した長崎県産
の生やりいかと一緒に、美味しく頂戴する。
白く輝くやりいかを眺めるだけで、一杯進み
そうである。やりいかを口に運ぶと、ねっとり
としていて口の中にじんわりと甘みが広がる。
白糸のすっきりとした口当たりと味わいは、
やりいかの食感と甘みによくあっていると思う

日本酒の奥深さを少し垣間見た気持ちである。
まだ最初の一歩だが、ぼちぼち楽しんでいこう

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