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旅の終わりは花と夕日に包まれて

楽しい旅もそろそろ終わりを迎える。佐賀駅を降り、
佐賀アリーナから福岡県にある筑後広域公園への旅。
なんとか日没前に、最後の目的地へとたどりついた。
ここは以前の旅でも訪れた九州芸文館の建つ公園だ。


沈む夕日に追いかけられながらも、なんとか日没前に
九州芸文館の建つ筑後広域公園に到着した

旅の始まりの多面体と旅の終わりの多面体

重量感のある石材が風にはためくように軽やかに
さまざまな表情を持つ九州芸文館には

以前の旅で訪れた。いろんな角度から建物を楽しもう

側には新幹線の筑後船小屋駅とアネックス2

部分から全体へ。反復によるデザインも楽しもう

立ち並ぶ樹木の風景も楽しんで
九州芸文館の姿を振り返りつつ、広い公園の中を歩く
歩く先のビニールの傘のような3つオブジェは
九州芸文館を設計した隈研吾氏のデザインによるもの

炭素繊維のひもとフッ素樹脂の透明な膜のデザイン

他にも隈研吾氏によるこんなオブジェや

中村信喬氏による石の彫刻も、新たに設置されていた
ようだが、とにかく広い筑後広域公園内では、見渡せ
どもその姿は見つからず。破損した石龍も修復されて
いるとのことなので、またいつかの旅で訪れてみよう。

中村信喬氏の作品は芸文館の側にも設置されている

祈りの形を人形を通して表現する中村信喬氏

筑後広域公園に広がる夕暮れの景色
空と雲が水面に映り込む風景を眺めたり
水面に映る照明とサギも。楽しい風景だ
まがりくねった公園の通路を歩きつつ
池の向うに広がる花畑を目指す
一面に広がるリナリアに
ぽつりと赤い花。ずっと向うまで続く花の風景
黄色のリナリア。和名は姫金魚草とも
旅の途中で見かけたムシトリナデシコも
リナリアと共に一面に広がる
青いヤグルマギクも加わって色とりどりに
旅の終わりに訪れた筑後広域公園で
花と夕日に包まれる風景を楽しんだ
水面はゆらゆらとさざ波たったり
くっきりと樹木を映しこんだり
また建物と夕日の風景を演出する
最後に九州芸文館の間を抜けつつ
最後の最後まで建物も楽しんだ
駅前の時計は時間がくれば中の人形が姿を現すという
その奥には船のオブジェ。ここは筑後船小屋駅
帰りはこちらの新幹線の駅ではなくて在来線で

早朝の電車に乗って始まった旅。時刻は19時30分を
回っている。佐賀平野の麦畑の中を走り、大きな空を
見上げ、筑後川を越えて、沈みゆく夕日を眺めながら
ここまでやってきた。名残り惜しいが、佐賀から福岡
の道中に広がる風景を楽しんだ旅もこれでおしまい。
長いようであっという間の佐賀から福岡の自転車旅。

今はSとNへの旅を続けている。今回は佐賀から福岡
への旅となったが、次は旅のコンパスをもう一度Nへ
向けることに。楽しい九州をめぐる旅を続けていこう。



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