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旅では過去の風景を思い出して

モーニングは頂けなかったけど、旅先でのホテルの
デザインを楽しんで。朝の散歩で通りがかったホテル
を後にして、もう少し博多の風景の中を歩いてみる。
次は橋を渡り、川の対岸に建つ特徴的な形の建物へ。

水辺の風景を楽しみながらの朝の散歩
次はせり立つカーテンウォールが特徴の博多リバレインへ
ザロイヤルパークキャンバス福岡中洲の建物も振り返りつつ
博多リバレインではアジアンガーデンという名の
アートプロジェクト。床のタイルもRiverside
boogie-woogieという江上計太氏の作品に
そのタイルの先の建物を支える柱がアートとなった
柱は柱 というチェ・ジョンファ氏の作品には

博多に住んでいた時に訪れた

ホテルオークラ福岡との間にかかるブリッジは千字橋
という作品。そこには漢字によるアジア諸国のつながりを

右端には香蘭社の文字。ここには香蘭社福岡博多店も

以前の有田への旅では、本店にも立ち寄った

建物の角に設置された瑞雲。吉祥のシンボルがイメージされて

他にも作品はあるが、開館しないと見られないものも

アートプロジェクトを手掛けたのは南條史生氏で

アートな街を目指す福岡を楽しんで

アート以外にも街のデザインのかけらをたどりつつ
福岡アジア美術館のエントランスには

三重県の四日市にて偶然めぐりあった作品も

福岡アジア美術館のものは壁画として絵具で着彩された
最良のものはすでにある という作品。そこには大切なもの
は自分の心の中に十分にあるという思いが込められている

私にとってシカも大切なもののひとつ

作者のブー・ホァサンはその絵に福岡の要素も散りばめて

壁画が実際に描かれた様子の動画も

心の中にある大切なもの。それを感じる目で風景をたどり
博多リバレインの建物の周囲もめぐる
建物には福岡アンパンマンこどもミュージアムも入っていて
建物の足元にはアンパンマンとバイキンマンの石の彫刻も
床面にはアンパンマンのタイル。フォントもよい感じ

駅からのアクセスの動画で建物の様子もよくわかる



そしてアンパンマンといえば、思い出すのが高知県の

やなせたかし記念館・アンパンマンミュージアム
子どもが小さな頃に、家族旅行で訪れた思い出の場所
アンパンマンの展示も楽しいけれど、建物のデザインも
楽しんで。大階段から吹き抜けを見渡せば
 山並みと空飛ぶアンパンマンとバイキンマン
当時から建物を楽しむ旅は続いていて、階段を見下ろしたり
見上げたりと建物の部分もたどりつつ
白馬はブー・ホァさんの作品のペガサスに重なったり
やなせたかし記念館には詩とメルヘン絵本館も
やなせたかしが編集、発行した詩とメルヘン
の表紙の原画が展示される建物で

アンパンマンミュージアムとともに
古谷誠章+NASCAが手がけた建物

深いアンパンマンのマーチの詩とやなせたかしの生涯

その物語は2025年に朝の連続テレビ小説にも。
高知で生まれた物語。らんまんの次はあんぱんへ

モザイクタイルによるアンパンマンの顔が描かれた収蔵庫も
旅先の風景は、遠い過去の思い出にもつながって

その旅では、らんまんのモデルとなった
牧野富太郎博士の記念館にも訪れた。

懐かしい旅の思い出も振り返って




福岡アンパンマンこどもミュージアムの入った

博多リバレインは大成建設株式会社の施工によって

建物をぐるりとめぐり博多を流れる川の風景にひたりつつ
そろそろ朝の散歩も終わり

仕事での出張も旅するように楽しんで

そして旅の風景は過去の風景にもつながって、以前に
訪れた時のことも思い返してみる。最近のことも、また
10年以上も前のことも。旅を続けて、旅を振り返れば、
それらの風景が時を超えてよみがえる。懐かしい大切
な思い出にもひたりながら、博多の出張はまだ続く。


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