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ダイナミックな展示がある科学館

大牟田を小さな自転車でまわる旅。そろそろ日も傾き
つつある。三井港倶楽部を後にして、次に訪れたのは
大牟田市石炭産業科学館。炭鉱をめぐるルートの旅の
最後の施設へと、閉館までにたどりつくことができた。

科学館の建物にはわくわくする雰囲気がある

建物は大きな円に形作られ、屋上にガラス張りの空間。
シンメトリーの大きな階段の間からエントランスへ。

内部には石炭に関するさまざまな展示がある
30歳で三池炭鉱の最高責任者となった團琢磨
三池港の模型では、船への石炭の積み出し方がよくわかる
石炭は三池炭鉱専用鉄道で港まで
ボタンを押すと動き出す炭鉱模型。押せばよかった
時とともに炭鉱の設備や、採炭の方法も変わっていく
当時世界最大級の排水能力をほこった巨大なデービーポンプ
大牟田の地下には炭鉱の坑道が入り組んでいる
ダイナミックトンネル入口という案内。なんだかわくわくする
この扉が開けば地下空間。演出がとても楽しい
内部には三池炭鉱坑内の様子が再現されており
迫力のある採炭設備が稼働する様子も見ることができる
採炭設備やトロッコに乗る人もリアルに再現されている
ダイナミックな採炭設備に驚きながら
またそれらの設備の動く様子に感心しつつ
炭鉱内部が再現された空間を楽しんだ。これはドラムカッター
ベルトコンベアーと一体となった高効率の採炭設備
ダイナミックトンネルという名にふさわしい展示の数々
科学を楽しめるコーナーも。子どもも大人も楽しめる施設
閉館間際でも、時間のある限り建物の内部を楽しもう
ホールの吹き抜けに沿って階段を上り
またさらに上って屋上へ
そろそろ有明海へと日が沈みつつある
大きな階段を降りて外部の展示へ
ステゴサウルスの骨格標本の向こうに佇むのは
夕日に照らされた炭鉱作業員の像
大牟田市石炭産業科学館。展示も建物も楽しめた

いつもの夢・クルーズの動画に感謝。いつかVEZELに

大牟田市石炭産業科学館を満喫した。石炭に関する
資料が豊富で、じっくりと見てまわりたかったが、
あえなく閉館の時間。ダイナミックトンネルという
採炭作業現場の展示に圧倒された。ほんのひととき
でも楽しい時間を過ごした。海に沈む夕日を眺めつつ
大牟田の世界遺産への旅もそろそろ終わりにしよう。


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