線は重なり、そしてリズムを刻むように
建物を見ることを楽しんでいる。単体でも満喫できる
が一連の建物群に身を置くことはなおのこと。建物の
構成を確かめつつ、角を曲がり、階段を上り、その建物
の合間はどのように見えるのか。意図したもの、意図
されなかったもの、ここは思いもよらぬ風景では、など
と勝手に建物を味わいつつ、その空間を楽しんでいる。
建築家の岸和郎氏により設計された
建物はスカイラインに配慮され丘陵と一体に
ここは1951年創業の船井電機株式会社に寄贈された
桂キャンパスを後にする
あらためて動画でもその構成を楽しんで
京都大学桂キャンパスに広がる風景を楽しんだ。3つ
のエリアで構成されたキャンパスにはリズミカルに
連続していく縦と横の線。建物と建物は通路によって
つながれ、線は面に、建物となって敷地全体に広がる。
建物の全体から部分へ、そしてまた全体へ。小さな建物
や大きな建物、連続する建物の配置。キャンパス内の
建築に様々な角度で触れる時間。音楽を奏でるような
建築の中を歩く。自分の歩調が建物のリズムと重なる。
規則的に繰り返される壁、窓の並びを眺めながら建築
巡りを楽しんだ。引き続き建物を感じる旅を続けよう。
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