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次の日帰りの旅の始まりは

大阪の街に散りばめられた建物や彫刻も楽しんで

奈良への旅も楽しんでいる。そしてまた次の旅へ


大阪の街歩きが終われば、また小さな自転車を電車に
のせ日帰りの旅に出る。京都、大阪の次はまた奈良へ。
前回の奈良の旅は奈良公園の周囲をめぐる旅。今回は
少し足を伸ばしスタート地点はJR郡山駅からにして。

駅を降りれば、いつものように案内板へ
現在位置と目的地を確認したら、自転車をひろげ
街並みを楽しみながらしばらく進むと
最初の目的の建物が見えてくる。ここは大和郡山市庁舎で
左奥に付属するのが交流棟「みりお〜の」
デザインされた庇と影の形を見上げつつ
建物の正面へまわり、全体像を確認して
アプローチにかかるコンクリート製の橋の
1936年に架けられた百寿橋は土木遺産にも
橋のたもとの装飾も御影石を用いて復元されて
アプローチを進めば建物の案内図。下部には
ひし形のパンチングメタルを利用した金魚のデザイン
建物の屋根の頂部のひし形にも目を留めつつ
建物の構成を確認しながら入口へと
アプローチに沿って設置されているのは
金魚のデザインの郵便ポスト。大和郡山市
といえば金魚の街。ポストの上に立つのは
ポイを手にした金魚のキャラクターのきんとっと
屋根のかかるアプローチを進み、交流棟「みりお〜の」へ
休日も開館していたので、内部空間も楽しんで
ホールの中央に設置された水槽には
色とりどりの金魚が泳ぐ
赤と白のまだら模様の金魚は和金かな
金魚の水槽ごしに空間も。金魚がホールを泳ぐようにも

金魚の世界も奥が深い。未知なる世界も楽しんで


ホールの先のベンチも金魚のデザインで
トイレの手洗いの前にも金魚のモチーフ
案内のサインの矢印など、様々な所
に金魚のモチーフが散りばめられて
きんとっとは石のベンチに彫り込まれたりも
そしてもう一度、建物をデザインを眺めつつ
建物の上部には縦格子のデザインで変化がつけられたり
屋外の庇を持たせる架構も楽しみつつ
建物の周囲をぐるりとめぐり
金魚が泳ぐ城下町。大和郡山市役所を後にして

設計は梓設計。そのコンセプトにもふれてみる

2022年に完成の新庁舎。その後、交流棟「みりお〜の」
が建設されて、2023年7月にグランドオープンへと


いつものように風景と建物へ。建物に散りばめられた
要素をたどる旅を始めよう。初めて訪れる大和郡山市。
といっても訪れていない市町村の全てを訪れることは
難しいが、関西の日帰りの旅で可能な限り楽しもう。


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