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最後に神社をめぐって帰路につこう

福岡を自転車でめぐる旅も、ようやく最後の目的地へ。
本日は筥崎宮はあきらめ、香椎宮で旅を締めくくろう。
祭神は、仲哀天皇、神功皇后、応神天皇、住吉大神。
香椎宮は、この地で没した仲哀天皇の霊を、神宮皇后
が祭られたのが起源とされている夫婦の宮でもある。


「神にならひ祈る。愛するものの幸せを。」
此の杜は神の夫婦が祈った地。
太平の世を願い家族を想った。
夫婦神にならい祈る。
愛するものがどうか幸せであるように。
(※ホームページより引用)

愛つなぐ。夫婦の宮、香椎宮の物語


伊野天照皇大神宮を後にして、朱色の橋を渡る
行きしに遠くに見えた久原本家の本社と工場にも
ここは久山町の豊かな自然に囲まれる場所
日はだんだんと傾きつつも、通り沿いの建物には足を止める
ようやく到着した本日の旅の最後の目的地
立派な楼門の先の境内を目指す
西日に照らされた楼門。迫力のあるその姿を見上げる
神社といえば狛犬。さまざまな形や表情にひかれている
2016年に境内に設置された看板。愛つなぐ、香椎宮。

水引で表現された香椎宮。Eカシヒノミヤの取り組み

参道の先ある本殿への入り口。右手の御神木の綾杉は
葉が綾の様に交互に生えていることから名付けられている
まっすぐに伸びる杉とは異なり大きく湾曲した幹
綾のように複雑に枝葉が絡み合う
階段の先の本殿へと進む
あせた色の向こうに鮮やかな本殿の朱色が目を引く
神社の細部にも目を止めつつ
西日が差し込む境内の空間を味わいながら
香椎宮にお参りしよう
朱色の本殿が美しい。ところどころには緑の格子
改修中であったが、本殿は香椎造という日本唯一の建築様式
青で表現された波の模様。朱色との色の組み合わせが楽しい
お参りをすませて引き返す。門の先には
先ほどの綾杉。横に伸びる杉は珍しい
境内には稲荷神社と鶏石神社も
鶏をお祀りしている神社は全国でも珍しいという
こちらには朱色の柵の前に佇む狛犬
珍しい色と形とデザインだ
境内にはしょうぶが咲く池もある
見頃を迎えているしょうぶの花が鮮やかだ
香椎宮は全国に十六社ある勅祭社のうちの一社でもある
また楼門をくぐり、香椎宮を後にしよう
西日に照らされた鳥居。輝く石畳の光景に足が止まる
売店も閉まる時間。でも参拝の時間には間に合った
しょうぶ池の中島、辨財天社の開運招福のご利益にあやかろう
さて、もう一度自転車にまたがって
最後に楼門を見上げ、家路につく
楠木並木を抜け、大きな鳥居の下をくぐる。家までは小一時間
夕日が空を染めていく。今日一日の旅を思い浮かべながら
博多の町まで戻ってきた

いつものHONDA 夢・クルーズ。香椎造がよくわかる

香椎宮も博多からであれば、電車でも乗り換え含めて
30分程度。近くにあるけれど、訪れようと思いつつも
その機会を見つけられなかったが、今回の福岡の神社
を巡る旅を思いついた。宇美八幡宮、伊野天照皇大神宮
を訪れつつ、山のふもとの宇美町、篠栗町、久山町の
町の風景や、緑豊かな山並みを楽しみつつの自転車旅。


本当は最後に筥崎宮を訪れるつもりだったが、いつも
の寄り道ざんまいにより予定変更。筥崎宮は日本三大
八幡でもある神社。しっかり時間をとって訪れよう。
最近は佐賀と長崎の旅が多かったが、たまには身近な
福岡の風景も。次の福岡の旅は筥崎宮から始めよう。



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