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旅の終わりは学園前駅。その名の由来の建物へも

大和文華館は休館も、かわりに満喫できた中野美術館

美術館を後にして、そろそろ旅を締めくくる。小さな
自転車にまたがって、もと来た道を引き返す。そして
しばらくすれば途中に通った近鉄(近畿日本鉄道)の
学園前駅。今回の旅はここで終わりの予定だったが、
駅前の大学にてオープンキャンパスが行われており、
せっかくなのでキャンパスを見せていただくことに。

建物の奥の池とつながる空間を持つ中野美術館を
後にして、もと来た道を引き返す
大きな住宅が並ぶ学園前。緑の斜面の上に建物が
駅前の病院の壁面にはバラの風景も
それは擁壁づたいにピンクの壁のように
そのすぐ先には学園前駅。建物はル・シエル学園前といいい

1999年に大林組の施工の建物。メインの外観は北口に

そしてこちらの南口には、駅名の由来ともなる帝塚山学園
改札からキャンパスまでペデストリアンデッキでつながって

その日、オープンキャンパスが催され、せっかくなので

係の方に確認して、キャンパスを見せて頂くことに

無数の鳩の彫刻が設置された外壁の前はハトの広場

係の方に案内いただいて、キャンパスの内をめぐる
高校生と中学生の息子を持つ親でもあるし
建物に興味があるので、訪問できるキャンパスにはとりあえず
キャンパスや学部のことなどを係の方に教わりつつ
居住空間デザイン学科では、中にある学生の模型の見学へ

ここには文系から建築士を目指すカリキュラムも

そして文学部日本文化学科。奈良でこその実学の学び

学生による帝塚山大学附属博物館の紹介も

文系の総合大学の帝塚山大学の学園前キャンパスにて

広がる学びの風景を楽しんで
旅の最後に大学のキャンパスに寄り道を
そして学園前駅から近鉄奈良線で大阪へ


旅の締めくくりは学園前駅にて。その名前の由来は、
その名の通り帝塚山学園の開校にあわせ、大阪から
奈良間の沿線の開発を進める近鉄により作られた駅。
そして帝塚山大学は1964年に開学し、今へと至る。

近鉄奈良線は近鉄の前身である大阪電気軌道により
1914年、生駒山にトンネルが作られて、上本町駅
から奈良駅まで開通した路線。そして今や近鉄は
日本で一番の総営業距離を持つ私鉄へと拡大した。
それは、大阪からの奈良への最短距離を開通させる
ことから始まった。学園前駅から電車に乗り込み、
帰路へつく。車窓に広がる大阪の街を眺めながら。


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