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日と月と。ものづくりのある風景

うきはまであと少し。ごまとブドウの香りの余韻を
楽しみつつ先に進む。うきはを楽しむ予定だったが、
なかなかうきはへはまだ遠い。間違えて降りた田代駅
からの自転車旅。いきあたりばったりの旅も楽しい。


山苞の道をゆく。果樹園があちらこちらに
LANKAはセサミオイルなどの化粧品を作る会社だ
こんもりと盛りがった地形が現れる
田主丸大塚古墳は古墳時代後期の6世紀後半頃のものらしい
山並みと青い空。前方へ続く一本道が印象的な風景
古墳の側面に展示スペースがある
緑に覆われた古墳。1400年以上の時を経ている
古墳の上へと道は続く。広い空の景色が気持ちよい
後円部分の頂上へ。古墳にはゆるやかな時間が流れている
古墳の上から田主丸の町を一望しよう
古墳の回りは公園として整備されている
山苞の道沿いには雰囲気のよいお店が並ぶ
 Cerniaは今年の4月に福岡天神から田主丸へと移転した
人気のイタリアンのお店は、理想を求め耳納の山裾へ
旅では、いろんなものとの出会いがある。また訪れたい
JINGORO。ここは木の道具と喫茶のお店
隣の工場で、いろんな木材でうつわや家具などが作られている
JINGOROの素朴なサインがよい感じ
でも本日は臨時休業日。いつかまた山苞の道へ。次は計画的に
気を取り直して、果樹園に囲まれた山苞の道を進む
せせらぎに萩。水の音の風景に心ひかれる
その道を山手へ上がる。果樹園の中を通り抜けて
日月窯へ到着した。2階にはカフェスペースもある
ものづくりのある風景。窯元の風景が好きだ
1階ギャラリーに、福村元宏さんと龍太さん親子の作品が並ぶ
福村龍太さんの銀彩の陶器の数々。独特の存在感がある

形のない素材が様々に形作られていく。どのような形
となるかは作家の創造性による。何もないところから
生み出される価値あるもの。そんなもの作りに憧れる。
陶芸は生活に密着しつつも、その色形は様々だ。日々
を彩るうつわ。美しさを纏ううつわに惹かれている。


2Fにはギャラリーとカフェがある
オブジェのような一輪挿しにも気になる存在だ
筑後平野を一望できるロケーションがとてもよい
福村元宏さんの小皿を購入。チタンの反応による模様がある


福村龍太さんの個展が、2021年2月に福岡の宮若市のうつしきというお店で開かれていた。このお店も気に
なる存在。ホームページには美しい映像の数々がある。

うつろい。自然の風景がゆるやかにうつろう映像と、
やさしげな音楽。あるがままの自然。それを見つめる
視点により、自然の美しさは幾重にも広がりを見せる。


ものづくりのある風景。そのもとになる自然の風景。
人の手で形作られるものの美しさがある。また素朴で
ありのままの風景には、視点によりさまざまな美しさ
があることにも気づく。旅をして、旅をふりかえる。
何かに出会い、何かに気づくこともある。その繰り返し
を楽しんでいる。少しでも違う明日に思いを寄せて。


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