そして境内に広がる三つの庭園へ
前回の京都の旅では、庭園美術館へは間に合わず
お参りをした後には、松尾大社に広がる三つの庭園の
曲水の庭、上古の庭、蓬莱の庭へ。それらは重森三玲に
よって最晩年に手掛けられた庭園。前回の旅では行き
そびれたが、重森三玲が手掛けた庭園も巡っていこう。
重森三玲は美術学校で日本画を学んだ後、いけばな、
茶道を研究した後に、日本庭園を独学で学んだという。
全国の庭園を実測調査した数は全国500カ所にも上る
といい、様々な時代の名庭実測、古庭園の調査により、
研究家として日本庭園史のさきがけとなったという。
松尾造とも呼ばれる本殿の姿もプレビュー動画にて
重森三玲といえば、幾何学的で力強い石組とモダンな
苔の地割で構成される枯山水庭園を思い浮かべる
久しぶりに机の上で石や苔を並べてみようかな
旅の目的地には重森三玲の手掛けた庭園も組み込もう
松尾大社にある3つの庭を楽しんだ。今までに訪れた
ことがあるのは東福寺の庭園のみ。関西に戻ってきた
からには寺院と合わせ、作庭に込められた歴史や物語
を感じつつ、重森三玲の手掛けた庭園を巡っていこう。
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