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九州産業大学のこだわりのあるデザイン


昨年のことになるが、休日の自転車
ライフを満喫すべく、宗像を目指し
サイクルレーンを北上していくと、
途中、新しく美しい建物が現れる。

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大楠アリーナ 2020  梓設計

九州産業大学の創立60 周年を記念して
建設されたスポーツや式典などのための
複合型アリーナである。白いオブジェ
のような柱は、大学のシンボルツリーで
ある楠をイメージしデザインされている。

建物から持ち上げられた庇の浮遊感、
シャープに大きくせり出した迫力も、
軒裏は明るい木目により優しい感じ、
軽やかに支えるオブジェのような柱、
ショーケースみたいなガラスの箱など、
なかなかすばらしいデザインである。


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第33回福岡県美しいまちづくり建築賞の
優秀賞(2021)にも選定されている。
一目で、建築の力が伝わる建物である。
シンプルな中にもモチーフの連続による
全体への統一感など、繊細さと大胆さが
それぞれに際立つ、美しい建物である。


自転車を降り、少し眺めることにする。
でも朝早く、目的地はまだ随分先なので
内部の様子がとても気になりつつも先を
急ぐことにする。またの機会に訪れよう。



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有限会社デザインネットワーク サイトより参照

九州産業大学といえば、福岡を拠点に活動する
デザインネットワークによりデザインされた
広場がある。以前に訪れた百道浜の病院の特大
サイズのベンチが置かれたランドスケープも
デザインされている。福岡近辺に他にも作品が
あるので、また自転車でふらりと訪れてみたい。


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