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新しさと古さとが風景の中で折り重なって

自転車を降りて枚方宿を歩いてめぐる

枚方市の中心に残る枚方宿。西の端に設けられていた
西見附から鍵屋資料館や雑貨店をたどり、焼芋を頂い
たりしつつ東へと。通り沿いには、新しい建物と古い
建物が折り重なり、新たな枚方宿の風景を作っていく。

通り沿いの北村味噌本家は昔ながらの町家の佇まいを残し

創業140年を超え、素材も味もその先を目指して

掲示板には食と暮らしのマーケットのちらし

2023年のイベントの様子をもう一度

イベントの開催場所はこちらで。2025年には訪れたい

そしてその隣の新しくも街並みに馴染む建物の
YORKIE COFFEEというカフェ。せっかくなのでひとやすみ
テーブルの穴から緑。店内にちりばめられたこだわりを眺め
コーヒーを頂いて、ほっとひといき
外部のサインのデザインも楽しげで
窓はショーウィンドウにも。外観もしっかりとデザインされた
YORKIE COFFEE。色合いも含めた佇まいにもひかれる
足元には大谷石と、やわらなか色合いで構成されて

設計はatelier suola。サイトには魅力的な写真の数々

また枚方のことは枚方つーしんで

旅の途中で通りがかった枚方つーしんの事務所は

枚方宿鍵屋資料館の別館の中に

YORKIE COFFEEを後にし、向かいの広場には枚方宿の案内図
その背後にはビオルネという商業施設。
この辺りが駅前でもあり街の中心に
旧街道は街の中心を横切って東へと
旧街道の東の端に建つ小野家住宅には
揚げみせも。通称バッタリ床几と呼ばれ、
折りたたんで商品の陳列棚や腰掛けに

1830年〜1868年頃の建物で国の登録有形文化財にも

小野家住宅を過ぎれば枚方宿の東の端に。東見附の案内の
向こうには菜の花の風景が広がって

菜の花の景色に、旅の風景を思い出す

東見附のすぐ側には、枚方市総合文化芸術センターも

西見附から東見附まで、枚方宿を楽しんだ。東海道の
五六番目の宿場町ともなる枚方宿は、枚方市の中心に
残された歴史をつなぐ場所でもある。町家は保存され、
活かされて、また町家の雰囲気にあわせ、新たな建物
がデザインされたりと、街は古きを保ちつつも、新しさ
が折り重ねられ、時を重ねた街並みが残されている。
心地のよい街。枚方といえば、ひらかたパークそして超
ひらパー兄さんが思い浮かぶが、枚方宿もまた楽しい。



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