英検の試験会場のビルのコンセプトはBig Tree
梅田からの楽しい散歩も、そろそろ子供と待ち合わせ
の時間だ。今日の目的は上の子の英検の試験会場への
付添である。大阪中之島美術館を後にして、待ち合わせ
場所へ向かい、すぐ側のダイビル本館を横目に進む。
久しぶりにダイビル本館の近くまで来たので、横目に
見るつもりが、つい建物の中まで散策を。時計の針は
11時過ぎで、気がつけば程よい時間に。待ち合わせは
11時30分。遅刻できないので脇目はほどほどにして。
時間通りに上の子と合流し、試験会場へ向かう。梅田は
とてもややこしく、子供一人では試験会場にはたどり
着けないだろうということで付き添って、試験会場に
無事到着。子供を見送った後、建物内を探索してみる。
この建物はドミニク・ペロー氏によりデザインされた
大阪富国生命ビル。デザインコンセプトはBig Tree。
大樹が根を下ろすように、建物は低層部になるにつれ
有機的に広がっていく。外壁の凹凸は樹皮のイメージ
でガラスは街を、空を、人をファサードに映し込む。
中之島国際美術館のように窓のない箱型をした建物、
大阪富国生命ビルのように反射するガラス張り建築、
どちらもその場所で風景を作る。それぞれの場所で、
それぞれの意味を持つ形に、建築の面白さを感じる。
さて試験が終わるのは15時頃。それまでの時間をどう
過ごそうか。まずは、おいしいランチを探しに行こう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?