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古賀市の思いが込められた文化芸術の発信地

リーパスプラザこが 交流館
(古賀市生涯学習センター)久米設計 2016

大楠アリーナを後にし、3号線を北上する。
鹿部の交差点を曲がり住宅街へと入っていく。
しばらく走ると、右手に公共施設が見えてくる。
エントランスの庇の水平ラインと、白く細い
円柱、外壁の連続する垂直ラインの組み合せが
人影のない中でただならぬ存在感を放っている。

まだ早朝なので建物は開館していない。ひとまず、
自転車を降りて、建物のまわりを歩いてみる。


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エントランス庇の天井は木調の仕上げで、
広いアプローチ空間に温かみを与えている。
奥に差し込む光は、床を反射し広がって、
やわらかい雰囲気で来館者を迎え入れる。

リーパスプラザとは LEADとCOMPASSと
PLAZA の造語である。古賀市が文化芸術の
発信元として羅針盤の役割を担い、他市町村を
リードしていきたいとの思いが込められている。


元は交流館の南側に図書館・歴史資料館、北側
に中公民館が建っている。その間をつなぐという
コンセプトで交流館とその他の建物が一体となり、
利用者の交流の幅が広がるように計画されている。


2012年に行われたコンペの要項には、可能なかぎり
既存の松を残すこととある。アプローチには松の木
がシンボルツリーとして来館者を出迎えている。

いろいろと盛りだくさんで立派な施設群である。
また開館している時に訪れてみよう。


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リーパスプラザこが 交流館 サイトより参照      


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中央公民館 図書館・歴史資料館 サイトより参照


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中央公民館大ホール サイトより参照

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