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アニメ『鬼滅の刃』19話のクライマックスがすごい

遅ればせながら『鬼滅の刃』のアニメを一気見。マジで面白い。もちろん原作が素晴らしいのだがアニメもかなり素晴らしい。

チラッと原作などと照らし合わせてみたが、絵運びやセリフが基本原作に忠実な上で、音楽とかコメディ表現とかアニメならではの良さが加わっているから原作ファンも納得のできないのではないかと勝手に思ったりしている。

17話の善逸がクモ男と闘って勝つシーンもすごく良かったが(意識を失い覚醒する瞬間のキター感と言ったら。あとおじいちゃんとのエピソード泣ける)、やはり特筆すべきは19話「ヒノカミ」だろうか。

いやはや、あのクライマックスは伝説的と思った。
(『ゲーム・オブ・スローンズ』の最後のシーズンの「夜の王」を倒すエピソードのクライマックスを思い出したりして。)

音楽が素晴らしかったのは皆の言うことだと思うが、あの音楽で倒すところまでやるという発想からすごい。爆速のアクションシーンを、バラード的な曲で包むというのはリスクも高い演出だと思う。全ての呼吸が揃わないと成立しない。

そして、エンドロールまであの曲で通したのが最高にすごい。エンディング曲はある意味でビジネス的なお約束なので簡単には変えられないのではないかと思うが、あの作りのおかげで余韻に浸れた人は多いと思う。またエンドロールの間、家族の絵が続くのが素敵すぎる。

NetflixやAmazonでも配信されているのでまだの人はぜひー。全く原作読んでなくても大丈夫です。

追記
ちなみに『鬼滅の刃』をストーリーメイキングの点から少し分析してみました。良かったらこちらもどうぞ読んでください。

□『鬼滅の刃』オフィシャルWeb
https://kimetsu.com/

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