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【NPO書評】モモ (岩波少年文庫) 7/29

スマートフォンやスマートカメラなど、もはやスマート〇〇が当たり前の時代になってきましたね。どんなスマート〇〇が欲しいのかと考えた時に、次に流行るアイテムを見つけてしまいました。それは未来が見える「スマートカメ」。
なんのこっちゃ?と思いますが、その答えがこの本にあります。

モモ (岩波少年文庫(127))
ミヒャエル・エンデ (著, イラスト), 大島 かおり (翻訳)

この本もNPO関係者の中で読書率が高い本の一冊です。
NPO・ソーシャルセクター界隈でよくこの本が取り上げられていますが、山田、今まで読んだことがないのに、「やっぱり時間泥棒には気をつけないとね!」と知ったかぶりをしていました。
反省です。
ということで、ようやく読みました!
NPO関係者がよく読む本という先入観を持って読んだからかもしれませんが、とてもNPO的な本ですね。
自由に生きていた主人公のモモがいつの間にか「社会問題」に巻き込まれて、その問題の解決に立ち向かう。簡単にまとめると、そんな話でしょうか。
物語なので、まだ読んだことがない人にネタバレになってしまうのは忍びないので、キーワードを並べると、人生の価値観とは、傍観者から当事者へ、社会運動の失敗、課題解決のための気づき、問題に立ち向かう姿勢など、NPOの物語的はお話です。
かなりNPOに寄せていますが(笑)。
まだ未読なNPO関係者は、一度読んでみるとよいかもです。

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