11月の寄付に関するゼミの課題

10月に開催した寄付に関するゼミ、10名の方が参加してくれました。
3つの課題について、他の方の意見や感想を聞くことで理解が深まった1時間半でした。
なかなかよい機会なので、11月も寄付に関するゼミを開催します。
寄付について、あらためて考える素材をお題にして実施します。参加者が、複数の課題から1つを選んで事前に読み込んで、寄付の在り方についてディスカッションをします。
ゼミは11月24日(火)夜(19:00~20:30)に開催します。
参加費は無料で、オンラインで開催となります。
ゼミに関する詳細や申込フォームは、記事の最後に掲載しています。

今回は、まったく毛色の違うお題を二つ選定しました。

課題1 プレゼン資料「大学ファンドレイジングを考える」から学ぶ

「寄付研究ブログー「寄付」を科学してみませんか?」を運営している渡邉文隆さんが先日開催された研究・イノベーション学会で発表されたセッション内容をブログで公開しています。
渡邉さんが本職をされている大学のファンドレイジングがテーマですが、NPOにとっても大変参考になる内容です。
寄付に関する既存の研究事例と渡邉さんの経験がクロスオーバーする内容で、ブログのテーマ通り、寄付研究の学びが豊富です。
このプレゼン資料からの学びをゼミでディスカッションしたいと思います。

※上のページのプレゼン資料の画像部分にカーソルを移動させると、右下に表示される四角のボタンをクリックしてください。

課題2 寄付してもらったお金はどこからきているのか?寄付金の出元を考える。

先日、アメリカでハッカー集団が企業から奪ったお金を慈善団体に寄付をしたという報道がありました。
昨年は、薬害被害のある鎮痛剤で財を成したファミリーからの寄付金を世界各国の美術館が拒否をしたというニュースもありました。
そういったお金を寄付されたNPOはどのように対応すべきかを考えなければなりません。
また、日本では、ここ数年、実際のNPO/NGOの名前を語って、振込依頼のメールが送られているという事件も起きています。
通称「融資保証金詐欺」といわれるものです。
これらの題材をテーマに寄付金を受け取る時に注意すべきことを考えていきます。

寄付に関するゼミの概要

日時:2020年11月24日(火)19:00~20:30(開場18:50)
方法:オンライン(Zoom)
対象:寄付やファンドレイジングに興味がある方ならどたなでも
   (但し、ディスカッションに積極的に参加していただける方のみ)
参加費:無料
主催:寄付のためにNPOの信頼性向上に取り組んでいる非営利組織評価センターに所属している山田泰久が実験的に開催します
★寄付月間公式認定企画(申請中)
【申込みフォーム】

<ゼミの実施方法>
①2つの課題の中からお好きな課題を選んでください。
  課題1 プレゼン資料「大学ファンドレイジングを考える」から学ぶ
  課題2 寄付してもらったお金はどこからきているのか?
      寄付金の出元を考える。
②ゼミでは、課題ごとにディスカッションのセッションを用意します。
③自分が選択した課題のセッションの際にディスカッションに参加してください。
④自分が選んだ課題は、じっくり読んできてください。それ以外の課題はさらっと目を通すだけでもOKです。
⑤お申込み時に、選択した課題を入力してください。

<参加条件>
今回はゼミ形式なので、ディスカッション参加が必須になります。
「聞くだけ参加」はご遠慮ください。
選んだ課題はしっかり読み込んできてください。

<スケジュールと流れ>
19:00 趣旨説明
19:05 最初の問題提起(山田より)
    2つの課題についてのイントロダクション
19:10 個人ワーク
    それぞれ選択した課題を読んでの感想や意見をワークシートに入力
    ※この資料の後半がワークシートになっています。
19:20 ディスカッション① 課題1
19:50 ディスカッション② 課題2
20:20 全体での感想シェア&質疑応答
20:30 終了

以上です。

【申込みフォーム】


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