【チャリティ・イベント・レポ No.85】能登半島・台湾被災地支援チャリティー作品展@旧尾崎テオドラ邸
本日8月25日(土)は、朝から世田谷・豪徳寺へ。
尾崎テオドラ邸で開催されている「能登半島・台湾被災地支援チャリティー作品展/同時開催:旧尾崎テオドラ邸チャリティー作品展」に行ってきました。
2024年3月に新しくオープンされた旧尾崎テオドラ邸で開催されています。
旧尾崎テオドラ邸は、漫画家の山下和美さんらが中心となって、古い洋館を買い取り、修繕し、ギャラリー・喫茶としてオープンされた建物です。
ですので、ギャラリーでは漫画家の作品などの展示を行っています。
今回も、漫画家によるサイン付きのイラスト色紙をチャリティーオークションとして販売するというものです。
展示された作品は、本当にいろいろな作家が協力して出展されていました。
週刊モーニングで山下和美さんが連載している関係で、モーニングの連載作家が多めだったのが、30年来のモーニング読者としては嬉しい限りです。
今回は、 能登・台湾被災地支援チャリティーと能登・台湾被災地支援チャリティーの2種類のチャリティーが設定されていました。
ギャラリー受付に募金箱が設置されていました。
能登・台湾被災地支援と旧尾崎テオドラ邸修繕保全の2つの目的別の募金箱になっているのが嬉しいです。
それぞれ1000円ずつ、計2000円を寄付してきました。
オークションについては、こちらのページを参考にしてください。
能登半島・台湾被災地支援チャリティー作品展
同時開催:旧尾崎テオドラ邸チャリティー作品展
ちなみに、会場になっている「旧尾崎テオドラ邸」の物語も素敵です。
旧尾崎テオドラ邸は世田谷区豪徳寺に現存する、明治21年築、昭和8年に豪徳寺に移築された水色の洋館です。
かつての東京市⻑で「憲政の父」と呼ばれた尾崎行雄の妻である、英国生まれのテオドラ英子のために建設された建物です。
2020年夏に取り壊されるはずでしたが、漫画家・山下和美さん・笹生那実さんが中心となり、近隣住民やネットでの賛同者の協力のもと、保存されることになりました。現在はギャラリーと喫茶室が併設された施設になっています。
さらに、NPOセクターとしては気になるエピソードは、尾崎行雄・テオドラ夫妻の三女として生まれたのが、難民を助ける会の創設者・相馬雪香さんです。
難民を助ける会のサイトに、旧尾崎テオドラ邸のエピソードが掲載されていました。
ショップで、旧尾崎テオドラ邸のプロジェクトについて、山下和美さんのマンガを購入しました。また、ショップ内では、2024年3月のオープン時に漫画家の寄せ書きサインが飾られていました。