【NPO書評】記者のためのオープンデータ活用ハンドブック

基本、調べることが好きです。
これだけネットにいろんな情報があると、効率的、効果的に調べ物をしたいものです。
ということで、JCNEの事務局メンバーによい書籍を紹介していただきました。

記者のためのオープンデータ活用ハンドブック
 2022/12/25
熊田安伸 (著)

記者のためのオープンデータ活用ハンドブック

この本を読んで、未だ調べる方法を知らないということでした。
著者は、NHKで調査報道に取り組み、10年以上にわたって研修の講師も務めていた方です。記者・ジャーナリスト向けの講座などの内容をもとに、まとめられたものなので、ほんと、実践的で、すぐに使える内容です。
ただ、報道向けの内容ですので、いわゆる特集ネタや特ダネを探すためのものであり、事件などが起こった時に裏取りするための情報を集める方法です。

その中に、NPO活動でも活用できる調べる方法もあります。
社会課題のエビデンスを探したり、ロビイング活動をするための情報を集めたり、企業活動の裏側を調べたりなど、活用できそうです。

目次は、こんな感じです。
第１章を読むだけでも、これは使える！という内容です。
いろいろ仕事で調べごとが多い方、おすすめします！

第１章　国や自治体の事業を調べる
第２章　公益的な法人を調べる
第３章　民間企業を調べる
第４章　不動産を調べる
第５章　個人の情報を調べる
第６章　乗り物や事故を調べる
第７章　サイトの情報を調べる
第８章　政治とカネを調べる
第９章　新しい時代のアンケート
第10章　OSINTという新手法